ももすけの日記

品良きは背筋伸びたる夏帽子
ああ面白かったと言って死ねたらいいな

2003年04月04日 23時31分00秒 | 日記
時がすべて解決してくれるという。
そうだよ、あれこれ考えたって、しょせん、ちっぽけな悩みじゃないか。
大きな悩みは、ここでは言えない。
だから、小さな悩みを告白しよう。
だれか、きいてくれるかしら?

ぼくのおかあさんは目の不自由な人のために、朗読のボランテァを18年ほど、やってるらしい。
そのサークルの20周年記念事業を今年やることになっているのだけど、その会議に欠席しちゃったんだ。
そしたら、記念誌を作る係りに決まったそう。
出席した人たちは発表会をするんだって。
サークルの人数も増えたことだし、全部が朗読できないのはわかる。
でも、最近、なんとなく居心地が悪くなってきたような気がするんだって。
おかあさんは仕事もしているから、都合で出席できないこともあるし、もとより、あまり、練習というものに熱心じゃない。
今年度も役員を決める時、固く役員を断ったの。そしたら、なんだか、いや~なカンジになっちゃって。
欠席したときの決議事項を郵便で送るって、班長さんからの電話。やだ、だれかにことづけるか、取りに来て、と言ってもらったほうが気がらく、ちいさな町のなかなのに。
ああ、もうわたしの役目は終わった、と思ったそうだよ。
ボランテァの人数も結構増えたし、もうやめようかと。
で、一晩寝たら、なんか大人気ないなぁって思えてきて、時には縁の下の力持ちになってみようかな、と。
4月から始まったばっかりで、辞めるなんて言えないよ。
ほんとは、みなさん、とっても賢くって素敵な方々なんだけど、長く付きあってると、いろいろな面があるのが判ってくるのは、ちと、つらいなぁ。