1年ぶりの母の外出

お天気が危ぶまれたけれど、どうにか持ってくれた日曜日。

入院している母を１年ぶりに外へ連れて行った。


昨年の春、桜を見せてあげられるのももうこれが最後かなって思っていた。
夏に体調を崩して、歩くこともできなくなった。
そのご体調は元に戻らず、ベッドに寝たきり。
食事もとれず、なんと２ヶ月間も点滴だけでベッドにつながれて生きていた母だった。

昨年の秋すぎて、食事を取れるようにようになった母は、家族の私たちが驚くほど回復し、今までご飯がまずいって言っていたのに、美味しいと言ってキチンと3食食べるようになった。

その後の回復はほんとに目を見張るよう。

寝たきりだった時、会話も成り立たないほどだったのが、最近はまともに会話出来ている。
わがままのいい放題でうんざりするほど。（苦笑）

人間含め動物って口からものを食べることって大事なんだなぁと改めて思った。
それから、何も食べなくても点滴だけで２ヶ月も普通に生きていけることにも驚愕だ。

そんなこんなで、今年も母に桜をみさせてあげることが出来た。

地元の観光地にもなっている古墳の公園へ行きました。





この公園は広い敷地がきれいに整備されて、休日はわんこや家族連れで賑わってます。

なんと、ワンコ連れだけではなくて、ブタさん連れた人もいました！
思わず、写真撮らせてもらっちゃいました。



気温の低い日だったのでそうそうにお花見を切り上げ、母の髪をカットしに、弟のお店へ。



初めて私も弟のお店に来たけれど、おしゃれ～なお店でびっくり。

看板犬の『みかん』がお出迎え。

一緒に行ったむぎは『はじめまして』



みかんは、雑種。
弟に言わせると、みかんはみかんなんだそうです。



ポメラニアンカットになってました。



みかんはとっても頭が良くて、お店のドアから出ることも、おでかけしても吠えることもしない。
何でもわかって聞き分けて、とても普通の犬とは思えない。



むぎとのツーショット。


母のカットが目的だったのだけれど、私も妹もシャンプーされてカットまでしてもらっちゃいました。

次々と３人の髪をカットする弟をみて、改めて、弟は職人なんだぁって感心しちゃいました。

来年も、桜の花を家族で見られるといいな。