ある40代女性の生活

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田中優子さん: 江戸 ロンドン、パリ以上の人口 臨機応変に生き方を変えるのが普通だった

2010年12月14日 12時25分13秒 | 新聞
昨日の朝日新聞夕刊に、「仕事中おじゃまします 江戸学者 田中優子さん 人と社会の豊かさたどる」という記事がありました。

江戸学者の田中優子さんによると、江戸はロンドン、パリを超える大都市で、人々臨機応変に生き方を変えて暮らしていたのだそうです。

田中さんは、1952年横浜生まれです。

「江戸学」を研究テーマに決めたのは学生時代で、江戸時代と明治以降では人々の人生観がまるで違うことに興味を持ちました。

「私たちは、一貫した生き方を求めていませんか。生涯をかけてひとつのことに取り組む生き方こそが素晴らしいと思いがちではないでしょうか。でもかつては、そうではなかったと思うんですよ」

葛飾北斎などは、めまぐるしく画風を変え、名前も次々に変えました。

特別な著名人ではない人々が「身過ぎ世過ぎは草の種」、別の名前で文章を書いたり、歌を詠んだりを普通にしていたということです。
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江戸時代の人は、臨機応変だったということなのでしょうか。

恥ずかしい話ですが、「身過ぎ世過ぎは草の種」はどういう意味かと聞かれたら、正確には知らないことに気がつきました。

「こねこねあっぷでーと: 生活。生計。さまざまな生業」というサイトには、
(http://www.konesite.com/weblog/archives/2005/05/post_74.html参照)

「生計をいとなむ手段は、草の種のように多く、いろいろある」という意味と書かれていました。

そう言えば、最近、こういう言い方しませんね。

田中優子さんは、日曜日のテレビ「サンデーモーニング」でコメンテーターをしていらっしゃいます。

記事では、記者の方が、田中さんの東京・町田の個人事務所を訪問してインタビューし、写真を撮っています。

マンションの1室なのでしょうか、壁一面に本棚が並び、本や資料が整然と収められています。

手間に大きい木の机があり、パソコンやDELLの大型モニタなどが乗っています。

田中優子さんは、いつも着物を着ていらっしゃるイメージがあります。
(着物を趣味にすると、とてもお金がかかると聞きますが)

「田中優子 着物」で見ると、着物の本も出されていて、着物を購入されたお店のブログにも書かれていらっしゃいました。

「田中優子先生: えまきかんのぶろぐ」(http://kimonoemakikan.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_e4f5.html参照)

「きもの絵巻館」のブログで、原宿店「伴治郎」で田中さんが十日町の「明石ちぢみ」を購入、「サンデーモーニング」で着て出演されたとあります。

研究者には、本を置く場所にも困る(自宅で家族と場所の交渉をしたり)方もあれば、田中さんのように個人事務所を構え、着物を趣味にできるような方もあるのだと思いました。


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