昨日の朝日新聞の読書欄に、「南信長 コミックガイド トーキョー無職日記」という記事がありました。
お薦めのマンガを毎週1冊、紹介するコーナーです。
トリバタケ ハルノブさんの『トーキョー無職日記』が紹介されていました。
作者自身の体験を基に、ニートの青年の毎日や心の動きを表現した作品のようです。
何となく入った大学になじめず、現実逃避でゲームに没頭、引きこもりからウツ状態に。
<なにがしたいんだ/なにができるんだ>
<生きていたくない/死ぬこともできない>
そんな主人公が自らの人生を振り返るうちに、暗闇の中に何かが一瞬キラッと光ります。
子どもの頃に作文に「将来の夢はマンガ家」と書いた記憶でした。
漫画家をめざして上京し、安アパートで一人暮らしを始めます。
必死でマンガを描くでもなく、ネットに逃避し、自作ホームページでイラストを発表するだけ。
それでも友達に紹介してもらったデザイン事務所のバイトがきっかけで、少しずつ変化が
ということです。
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ゲームやネットが現実逃避かどうかは、意見が分かれるところだと思いますが、実際にあった話が基になっているところに興味が湧きました。
お薦めのマンガを毎週1冊、紹介するコーナーです。
トリバタケ ハルノブさんの『トーキョー無職日記』が紹介されていました。
作者自身の体験を基に、ニートの青年の毎日や心の動きを表現した作品のようです。
何となく入った大学になじめず、現実逃避でゲームに没頭、引きこもりからウツ状態に。
<なにがしたいんだ/なにができるんだ>
<生きていたくない/死ぬこともできない>
そんな主人公が自らの人生を振り返るうちに、暗闇の中に何かが一瞬キラッと光ります。
子どもの頃に作文に「将来の夢はマンガ家」と書いた記憶でした。
漫画家をめざして上京し、安アパートで一人暮らしを始めます。
必死でマンガを描くでもなく、ネットに逃避し、自作ホームページでイラストを発表するだけ。
それでも友達に紹介してもらったデザイン事務所のバイトがきっかけで、少しずつ変化が
ということです。
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ゲームやネットが現実逃避かどうかは、意見が分かれるところだと思いますが、実際にあった話が基になっているところに興味が湧きました。
記事にあった心の動きで、ニートや引きこもりになる事情が理解できるような気がしました。
仕事を通じた人とのコミュニケーションで、作者の方も変化していかれたようですね。
これは、本人の性格(気質)もあるのでしょうが、社会全体で、人間関係(=つながり)が希薄になっているのも原因なのでは?と思いました。
内向的で、引っ込みじあんな人は、ますます孤立しがちになってしまうのでは…
社会とのつながりがない中で、ゲームやネットの世界に1人で引きこもる(現実逃避?)のは感心しませんが、
引きこもる行為の中にある、「自分を見つめ直す」、「振り返る」というプロセスは大事にすべきだと思いました。
小・中学校の「キャリア教育」や、「生徒間のコミュニケーション教育」が必要な時代なのだと思いました。