今朝のNB online(日経ビジネスオンライン)No.579に、「【著者に聞く】 夫婦にとって大切なのは“愛”? それとも…。 」という記事がありました。
橋田壽賀子さんに『夫婦の格式』から気になる言葉をいくつか抜き出し、解説してもらうというものです。
1.「男は女を変えられない。それだけではありません。男は自分自身も変えられない。というより、自分を変えることがいけないことだと思っている。自分が自分でなくなってしまう、と恐れているのです」
男が女にわがままを言うのは、甘えているからと橋田さんは結婚2年目で理解されたそうです。
結婚後、しばらく専業主婦をしていましたが、子どもさんがいないこともあり、再び脚本を書き始めます。
2.「男が求めているのは母性です。男は、子どものときは、母親の母性を肌で感じとる。そして、結婚してからは、女房に母性を見いだそうとする。ところが、哀しいことに、男には、この二つの母性の違いがわからないのです」
夫婦にとって大切なのは“愛”じゃない。一生続く“情”と“絆”です。
それを作るのが夫婦じゃないですかね。妻は愛人じゃないんですから。
母親の母性は無条件ですが、女房の母性には条件がある。
そこが分からない男が多いんです。
女房に母性を開かせる最大の条件は、優しさです。
“情”や“絆”で結ばれているのは君一人なんだ、ほかにはいないんだということを、繰り返し、言葉や態度で分からせてくれる優しさなんです。
3.「女房のちょっとした行為にも、ありがとう、で応えてあげる。それだけで、ああ、この人はわたしのことを見ていてくれているんだ、と感じることができる。男がプライドの生き物だとすれば、女は、いつまでも見つめていてほしい生き物なのです」
夫婦喧嘩の時に、女房というのはよく、10年前、20年前の細かいことを持ち出して攻めてきますね、という質問に
そんな細かいことをあれこれ言うかというと、女は本質的なものを求めているから。
お前だけだというのを、言ってほしいんです。男の方から弱みを見せて、“情”を感じさせてほしいんです。
そこをうるさがって、相手にしないと、せっかくの話し合いの機会が途切れちゃいますね。
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『夫婦の格式』という書名から、古いタイプの夫につくすのを勧める本かと思っていました。
さすがに、人間観察のすばらしい方が、長年、夫婦ということを続けた結果、おっしゃることは説得力があります。
若いカップルは、橋田さんの時代とは違う面もあるかと思います。
男性の本質、女性の本質という意味では、なるほどと学ぶ点が多い本のようです。
橋田壽賀子さんに『夫婦の格式』から気になる言葉をいくつか抜き出し、解説してもらうというものです。
1.「男は女を変えられない。それだけではありません。男は自分自身も変えられない。というより、自分を変えることがいけないことだと思っている。自分が自分でなくなってしまう、と恐れているのです」
男が女にわがままを言うのは、甘えているからと橋田さんは結婚2年目で理解されたそうです。
結婚後、しばらく専業主婦をしていましたが、子どもさんがいないこともあり、再び脚本を書き始めます。
2.「男が求めているのは母性です。男は、子どものときは、母親の母性を肌で感じとる。そして、結婚してからは、女房に母性を見いだそうとする。ところが、哀しいことに、男には、この二つの母性の違いがわからないのです」
夫婦にとって大切なのは“愛”じゃない。一生続く“情”と“絆”です。
それを作るのが夫婦じゃないですかね。妻は愛人じゃないんですから。
母親の母性は無条件ですが、女房の母性には条件がある。
そこが分からない男が多いんです。
女房に母性を開かせる最大の条件は、優しさです。
“情”や“絆”で結ばれているのは君一人なんだ、ほかにはいないんだということを、繰り返し、言葉や態度で分からせてくれる優しさなんです。
3.「女房のちょっとした行為にも、ありがとう、で応えてあげる。それだけで、ああ、この人はわたしのことを見ていてくれているんだ、と感じることができる。男がプライドの生き物だとすれば、女は、いつまでも見つめていてほしい生き物なのです」
夫婦喧嘩の時に、女房というのはよく、10年前、20年前の細かいことを持ち出して攻めてきますね、という質問に
そんな細かいことをあれこれ言うかというと、女は本質的なものを求めているから。
お前だけだというのを、言ってほしいんです。男の方から弱みを見せて、“情”を感じさせてほしいんです。
そこをうるさがって、相手にしないと、せっかくの話し合いの機会が途切れちゃいますね。
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『夫婦の格式』という書名から、古いタイプの夫につくすのを勧める本かと思っていました。
さすがに、人間観察のすばらしい方が、長年、夫婦ということを続けた結果、おっしゃることは説得力があります。
若いカップルは、橋田さんの時代とは違う面もあるかと思います。
男性の本質、女性の本質という意味では、なるほどと学ぶ点が多い本のようです。