ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

困った子は困っている

2021-08-21 23:50:39 | 思うこと
24時間テレビのドラマ、観ました。




途中でケン太が帰ってくるし、リアルタイムで観れるかどうかわからなかったので録画していましたが、
ケン太も帰ってきてからずっと観ていましたね。


新任教師の紫耀くんと美波ちゃんが配属された、底辺高。
いろいろな事情を持っている生徒たち。
貧困などを理由に自分の将来に希望を持てない。諦めかけている生徒たち。

制服だけ着てくれば、あとは自由。
学校側が望むことは「来てもらうこと」そして「明日も来てほしい」

生徒たちの心に寄り添う。
どんなことがあっても諦めない。

「困った子は困っている子」という言葉が印象的でした。

「子どもはお母さんのこと嫌いになれない」という言葉も。

お母さんが酒乱で、いつも家で酔いつぶれている。
息子の姿を見ると「出ていけ」と言ったり、時に暴力も。
頬に傷を負った生徒を見て、それを察した先生に、「転んだだけ」と言うんです。
そんな母でも、母を庇おうとする子どもの気持ち。
切ないですね。


昨日のドラマの中に、息子の受験に張り付いている母親がいたんです。

「〇〇大学に変更しなさい。ここの方が就職に有利」
「今、図書室?今日はあなたの好きなハンバーグよ。頑張って!」

逐一、LINEで送ってくる。

一生懸命応援しているようで、管理してしまっているお母さん。

進路変更に、先生が何かを察し?「どんなお母さんですか?」と聞くんです。

「一生懸命、僕のためにやってくれるお母さんです!」

迷いもなく出た言葉は、本当にお母さんに感謝の気持ちを持っているようでした。

でも、先生が、そんな質問をしてしまったことを謝り、質問を替えました。

「その大学で何をやりたいですか?」に言葉が詰まってしまいます。

「大学で自分のやりたいことを見つけてください」

それにも言葉が出ず、しばし呆然としていました。

言われるままではなく、自分がどうしたいのか?を考えた瞬間だったと思います。



今日のドラマといい、昨日のドラマといい、
やはり子どもにもっとも影響力があるのは「親」なんだと思いました。

ネグレクトはいけないのは誰にでもわかるけど、
「愛情」という名の下に、子どもを自分の思うように管理してしまう。
そして、それを親の子も気づいていない。

それを「間違い」だと気づかないのも怖いなと思いました。




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