ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

30日の壁・・・

2017-11-04 23:39:21 | 欠席
11月に入ったので、受験生のお子さんは慌ただしくなってくる頃かな?

文化祭の行事など見学したり、説明会に参加したり・・・
志望校を絞る時期に来ていますね。

私の周りでも、受験生のお子さんがいる方が結構いまして、
少しずつ緊張感が増してきているのが伝わってきます。

そんな時期なんだなぁとケン太の場合を振り返ってみますが、
ケン太は、中3の春から休みがちになり、夏休み前に完全不登校になってしまったので、
クラスメートと一緒に受験の波に乗るということはできませんでした。

人とは少し違う道。
不登校ならではの道を模索することになったのですが、
もし参考になればと思い、思い出せることを少し書いてみたいと思います。


まずタイトルですが、

30日というのは欠席日数です。

子どもが不登校になると、普通高校の受験でネックになるのが欠席日数。

30日を超えると受験できない学校が結構あったと思います。
30日を超えても状況によっては配慮するという学校も。
これは不登校の時期があっても、中3の最後は頑張って登校したとか、
上向きになっている場合です。

30日を超えてしまうと、受験できる学校が限られてしまう。
厳しい状況になってしまうことは明らかでした。


不登校になる直前は、今日は行くのか、休むのかという状況の中にいたので、
日々、そのことだけで精一杯。
登校がどうなるのかわからないのですから、受験のことまで考える余裕がありません。

でも、30日の壁のことは聞いていたので、
ケン太の耳には入れました。

この時は、受験に気持ちを向けてほしいというよりも、
それが登校のバネになってくれればという思いの方が強かったです。

ケン太も30日を超えたくないと思っていたと思います。

カウントダウンを始めました。

休んでしまった日に「30まで、あと何日?」と聞かれたことも。

確かにそれが動くバネになっていたと思います。


しかし・・・

あと3日・あと2日・・あと1日・・・

ついに30日に到達してしまいました。

ケン太はその日以降、日数を確認することはなくなりました。

気持ちを支えていたバネが外れたことで、
かえって、一気に気持ちが落ちてしまいました。

それからまもなく完全不登校になり、
受験のこともひとことも喋らなくなってしまいました。


バネになっているうちはいいけど、
バネが外れると、かえってそれが反動となり逆の方向に向かってしまう。。。

それを思い知らされることになりました。


続きます。



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