プラスで見てあげる

先日ビーズ教室があったのだけど、

今回のメンバーに、今はケン太の学校で講師をやっているママ友がいた。

「ケン太くん、頑張っているね。ボランティアもバイトも行くなんて凄いね。」って。

「ボランティアもバイトも誰でも行けるわけじゃない。
大丈夫だろうという学校側の判断がないと行かせられないんだよ」とも言っていた。

バイトはそう聞いていたけれど、ボランティアもそうだったんだ。

あとは「人前で発表とか自己表現するのが苦手なようだけど、
最初に比べたらできるようになってきているよ」って教えてくれた。

そうか・・・ちゃんと成長しているんだね。
そんな話が聞けて嬉しかった


いろんな雑談をする中で・・・

私が留守の時、ケン太は鍵を持っていなくて、2階の窓から入ったことがある。
それに懲りて、鍵を持っていくのではなくて「2階から入ればいいや」と
2階から侵入の仕方を3パターン通り考えた・・・ということを話すと

「そういうのが大切だと思う。どうやったら家に入れるかをいろいろ考えることが、
考える力を養うのだと思う。災害の時にも役立つよ」って。

とってもポジティブに捉えてくれた

私なんて、鍵を持っていく発想ないんかい！って思ってしまったからね

マイナスで見るのではなくプラスで見てあげることは大切なことだなって
改めて思い知らされたよ

窓から侵入することはまあ、褒められたことではないけど
少しでもプラスに捉えてあげることが、他の全てのことに繋がっていくものね。


彼女は家庭科を教えているんだけど、
男子に編み物を教えると、最初は興味がなさそうでも、
やってみると面白くなって夢中になる子がいるそうな。

「やってみて面白いって感じたことを自由にやらせると、真剣に取り組んでくれる。
そこに、この通りにやらなければならないとか、ここまではキチンと仕上げなさいとか
評価が入ってしまうから、やる気が失われてしまうんだよね」って。

教師という立場上、成績をつける必要があるから、仕方がないのかもしれないけど、
そんな気持ちを持って生徒達に接していることはきっと生徒も感じ取れるんじゃないかな。

素晴らしい先生だなって思ったよ。




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