ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

3日間のバトルの果ては・・・

2011-11-19 15:46:57 | バトル

前回の記事で、ご心配おかけしてしまったかもしれません。
コメントを入れてくださった皆様、ありがとうございました。

新たな展開がありましたので、お返事はまだなのですが、
先にこちらを書かせてもらいますね。



昨日、ついにバトルは3日目に入りました。

きっかけはほんの些細なこと。

私がパソコンを開いていたら、ケン太が邪魔してきたり、強制シャットダウンしたり、
電源コードを抜いたり、バッテリーを外そうとしたり・・・

私がパソコンを抱え逃げたら、ケン太が追いかけてきた。

「またケンカか。いい加減にしろ!」と主人が入ってきた。

主人は「そこで、お母さんがパソコンをやっているからいけない。
もう、ケン太の前でやらなければいい。ケン太もそういう意地悪しないで
何か不満があるなら言えばいいだろ」と。

ケン太は「別に何も理由なんてない。ただイライラしているだけ」

「理由がないってことはないだろ。じゃあ、なぜお母さんに向かうんだ
お母さんに向かう何かがあるんだろ?」

「今まで溜まっているものがある」

「そうか。じゃあ、お母さんのイヤなところを挙げてみろ」

頑固だとか、シカトする時があるとか・・・

主人がそうだ、そうだと、ケン太の話に自分の主観をのせる。
まったくお母さんは相変わらずだ。変わろうとしない。
こうやって挙げても謝りもしない。
ふたりで私のことを非難しだした。

頑固は、ルールを守らせようとするとそう言われる。
主人がケン太の言い分に流れるので、そう言われてしまう。
シカトは、ケン太がしつこくしてきたり、「ダメだ」と言うのに何回も
言ってきたりする時に無視する時はある。きっとその時のこと。
普通に話かけてきた時にシカトなどしない。

私にも言い分はあったのだが、言うと主人を非難することも言ってしまいそうだし、
ケン太の前で夫婦喧嘩はしたくない。
2人に責められ、とっても悲しい気持ちのまま、泣きながら隣の和室に逃げて
布団にもぐりこんだ。

するとケン太が追いかけてきて、布団をはぎとる。
主人は大声で「逃げるなよ。そうやって逃げるってことは反省していなんだな!」
とそれだけでなく、いろんなこと大声でまくしたてた。

私は言った。
泣きじゃくりながら・・・

「ケン太が怒ったら、どうして全て私のせいなの?
そこまでの経過を聞きもしないでケン太が怒ったということだけで、
どうして私の対応が悪いと決めるの?どうしていつも私だけを責めるの!?
ケン太が悪いことはないの?」

「それにどうしてケンカしちゃいけないの?ケンカすることがそんなに悪いこと?
ケン太が怒りそうだったら、怒らせないようにケン太の要求をのめってこと?」

「それに、いつもケン太に共感しているけれど、私に共感してくれたことはない。
私のことはいつも否定から入っているよね。共感するのはどうしてケン太だけなの?
共感するのは全ての人に対してではないの?」

「それにケン太。お母さんはそんなに変わってない?
お母さんは変わろうと努力しているつもりだよ・・・」

主人がそれに対していろいろ反論していたのだが・・・

そうこうしているうちに、ケン太の風向きが変わり始めた。

俺とみぃみのケンカなのに、パピィが入ってくるのはおかしい。
それに、どうして、みぃみばかり責めて俺を責めないのか?
みぃみだけ責めるのはおかしい。
みぃみが変わっていないと言っているけれど、変わっていないのはパピィの方だ。
表面的には変わったかもしれないけれど、パピィは偽善者のようにみえる。


主人はケン太の言葉に・・・

「俺がお母さんを責めるから、ケン太もお母さんを責めるようになったのか?
 子は親の鏡だからな。少し頭を整理してくる」と行ってしまった。


しばらくしてリビングに来た主人。

「俺が言い過ぎた。わるかった」って言ってくれた。

「さっき、ケン太が俺の部屋にきたんだよ。みぃみに対してはもう何もないけど、
パピィは許さないって、攻撃してきた。きっと俺がお母さんを攻撃したことが
イヤだったのかもしれないな」

「そう・・・子どもは夫婦が争っている姿は一番みたくないのだと思う。
それも自分のことで、険悪なムードになってしまったら、子どもは傷つくよね。
私たちは、ふたりともケン太のことを考えているのに、
なんかそこからおかしくなってしまったね。
家族の歯車がうまく回らず、ぎくしゃくしているのだから、
ケン太もおかしくなったのだと思う。
別居したほうがいいって言っていたけれど(その日の朝、言われた)
ここで別居したら余計に問題が残ると思うよ。
やはり、夫婦が仲良くすること。それをケン太が一番望んでいると思う」

主人は頷いてくれた。

そして、いろんなこと穏やかに話し合った。
今後は私の言葉を遮らずに、ちゃんと傾聴してくれた。



3年前のケン太の不登校。

親が子どもをどうにかできると思い込み、締め付けすぎ、ケン太に問題が起きました。
その時の親の反省から、夫婦共に変わろうと努力しているのです。
主人が共感を強く意識するのもそのためです。

でも、お互いの思いが強すぎるのか、そこからズレも起きてしまいました。

どうにか修正できる兆しがみえてきたようです。


自分の非を素直にみとめ、変わってくれようとする主人に感謝したいと思います。




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コメント (10)
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