かたつむり・つれづれ

アズワンコミュニテイ暮らし みやちまさゆき

落語会「金のいらない国」

2015-04-21 08:42:28 | アズワンコミュニテイ暮らし

      

 雨模様にかかわらず、大勢の人が鈴鹿カルチャーステーションに

寄って来られた。

 4月19日午後、龍人さんの落語会の前にマネージャの青木裕子さん

の紙芝居。物語は本人作、絵は龍人さん、枠の額は裕子さんの父上の

手づくり、と紹介。魔法使いの少女が三つの魔法を無事、使うとが出来る

までのストーリー。

見終わって、余韻が残った。

 

龍人さんの落語は軽妙で抵抗なく心に入ってきて、硬い心をほぐして

くれるんだなあ。

「金がない国」に金のいる社会で暮らす男が迷いこんでしまう。

はじめは、自分が当たり前としていることが、ここでは当たり前でない、

だいいち、「お金って、なんですか」「へえ、そういう ふうにかんがえる

のですか?」と反応されて、「わけ分からん!」

そのうち、なんでもタダで使える暮らしにどっぷりつかって、

「なんだか、なにかみんなのためになることがやりたくなった」

 自分にびっくり。とおもった時、いまの社会にたっていた、

チャンチャン。

 

もう、大笑いで堪能した。

「金のない国」のつづき、「結婚の手続きがない」という一席も

あった。いまの結婚生活をそんなものとおもっていることが、

「あれあれ、いったいなんだろう?」

 

落語だけかとおもいきや、ギターでジョンレノンのイマジンの

替え歌や自作の「金がなくなったらどんなになるか」の歌を

歌ってくれた。

よく通るしみじみした声が滲みてきた。

 

どうも、今日は大受けと言う感じらしく、「じゃあ、きょうは

もう一つ、約束や法律や刑罰がないという話をやっちゃい

ます」


 

交流会という時間もあったけど、すこしあまって、「じゃあ、
もう一つ、教育が
どうなるかってやつを・・・」


最後まで会場は楽しい笑いにつつまれた。笑いながら、

当たり前にしてきたことに「あれえ?」という?が心に

残っている。

龍人さんは、これから、お呼びがかかれば、どこへでも、

何人でも伺いますということでした。

なかなか、おもしろいですよ!