かたつむり・つれづれ

アズワンコミュニテイ暮らし みやちまさゆき

こういう人を市長に選んでみたい

2011-04-20 17:31:36 | 鈴鹿川流域の暮らし
 昨年秋、杉本信之さんは、鈴鹿市議として「すずか地産地消条例」を議会で成立さすため、奔走していました。「命と食と農」を熱く語っていました。
 今年2月、条例は可決しました。鈴鹿では、議員発議の条例は初めて、ということです。
 その頃、杉本さんから「市長に立候補する」と聞きました。びっくりしました。
彼は「作った以上、実際に成果がでるところまでやりたい」と、本気を感じました。
 4月17日、市長選がスタートしました。杉本さんは、奥さんと一緒に箕田の自宅から
鈴鹿の人たちのなかへ、自転車で飛び出して行きました。


 17日は近隣、縁者、有志の人たちが応援に馳せ参じ、鈴鹿全域にポスター貼りをしました。出かけていく人に、杉本さん家族が結んだおむすびのお弁当が手渡されました。


 杉本さんは、13年間、休耕田を使って、お米を作り、アフリカへ贈る活動をしています。
鈴鹿の市民有志、子どもが支えてきました。彼の自宅近くにその田んぼがありました。

 杉本さんは、鈴鹿を住みよい街にしていくのは、弱者もふくめて、住む人一人ひとりの意思が政治に反映していくことだと考えています。行政はそれが実現するように心をくだく役割だと思っているようです。「市長になったら、市長室には余りいないかも」誰とでも、会いたい、話したいらしい。こういう人を市長に選んでみたい。
      2011年4月20日
       阿古曾町23-27 宮地昌幸   TEL 057-370-2661