正月2日朝、近くの神社に初詣に行きました。寒さはすこし和らいでいました。20分ばかり、一人で歩いて行きました。地元の氏神さまで、有名神社のように人が押し寄せることはありません。お年寄りが一人礼拝していました。礼拝がおわると、どちらからともなく、「おめでとうございます」とことばをかわしていました。神さまが社屋の奥に鎮座ましましているらしいですが、暗くて見えません。自分流儀で礼をして、手をあわせました。願うこと、祈ること、こころのなかでことばにしてみました。まず、こんど鈴鹿に引っ越してきた娘と孫について、それから家族の一人ひとり。そうしたら、つぎからつぎに、願うことが出てきて、これから暮らす鈴鹿のひとたちや実顕地でいっしょに暮らしてきた人たちのこと、ついにはスイスや諸国の人たちにまで、思いをはせました。長いこと手をあわせていたように感じました。我に返って、お賽銭をやらなかったことに気付きました。氏神さまは、あきれているかもしれません。