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バイクのパワー+トルク。(番外編vol.2115)

2018-01-09 22:07:51 | 日記

バイクのエンジン出力には2つの動力があって、1つは「パワー」そしてもう1つが「トルク」です。

いわゆる「パワー」とはエンジン回転に対して発生する力のことで「トルク」はそれ自体を動かす力を指します。

要するに、この2つが合わさってバイクの速さが決まってくるのですが、

バイクの中には極端な仕様のものがあります。

例えば、アメリカ製のハーレーダヴィットソン。

ハーレーのソフテイル以上になると1.700ccの排気力で、100ps前後の「パワー」を持っているのですが、

それに対して「トルク」が20kg近いものもあることから、

発進時の「パワー」が「極端に高い」スペックとなっています。

しかし最高速は200km前後が限界。

これは後々、回転数が低いことで最良の「パワー」が活かせきれていないからです。

しかしアメ車は、昔からこの仕様が多く、瞬発力に全てを注ぎ込んでることが伺えます。

要するにエンジンの「味付け」の問題です。

逆にイタリアの「ドゥカティ」は同じ2気筒ながら、約1.000ccの排気量で200psを誇るスーパースポーツを持っています。

ハーレーと違い「トルク」は約7kg前後なので、押し出す力は低いのですが、

最高速は300km近い速度まで出すことが可能です。

この事で分かるのは、エンジン特性自体が「真逆の発想」で設定されてることです。

とにかく「パワー」と「トルク」は大きい方が「大きな力を発生させる」のですが、

蘇生に関してはバイクによって異なります。

また、高い回転数で最高の「パワー」が出る訳ではなく、いわゆるパワーバンドに入った一瞬が最高出力となります。

それを超えると「パワー」は失速し同時に「トルク」も下がってしまいます。

この事は、レシプロ式エンジンの特性でもあるのですが、小さい排気量でも回転数が高いエンジンは車速が速いですし、

大きなエンジンでも、低い回転数しか回らないエンジンだと車速は遅い事になります。

実際に「ハーレーとドゥカティ」を乗り比べて比較して見ればよくわかりますね。

カタログなどに書かれているスペックには必ず「パワー」と「トルク」が記載されています。

なので、そのバイク自体がどの様な特性であるかを知るには「基本になるバイクを基準」にその値を見れば分かると言う事です。

結局、誰もが気にする「最高出力」だけでバイクの特性を知る事はできないと言う事なんですよね!(笑)










コメント
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