人気投票でレブル250を抜いた！ヤマハ・ドラッグスター400。（番外編vol.3567）

昨年の年度末に2022年度の「国産アメリカンバイク人気統計」が発表されていますが、誰もが新車で安定した販売をキープするホンダ「レブル250」が圧倒的に

1位を獲得すると思いきや、ボクも含め予想とは全然違う結果となっています（笑）　何と、全排気量を含めて第1位は現在、生産終了（1996年〜2016年）してる

ヤマハの「ドラッグスター400」でした。逆に本命と思われたホンダ「レブル250」は、あれだけ騒がれていたにも関わらず2位という結果です。ただし実は最近

ですが、巷（ちまた）で「ドラッグスター」の人気が再燃してるらしいと個人的に噂では聞いていましたが、まさか昨年の人気ランキングで1位になるとは想像も

していませんでした。その理由として、これは完全にボクの固定概念が含まれるのですが「国産アメリカン」と言う1990年代に多く登場した車両って、後（のち）に

どうしても「ハーレダビットソン」の模倣だとか、偽物だとか、デザインが非常に類似してるだけに単体としての評価がいつの間にか低くなり、せっかくの性能も

置き去りに不人気車であると考えていましたし、今後、再燃する可能性すらほぼ無いとボクは考えていたのですが、その予想を完全に覆す結果となっています（笑）

ちなみに10位から3位までを見ていきますと、第10位が、ホンダ「マグナ50」で、第9位が、ホンダ「スティード400」、第8位は、ヤマハ「ドラッグスター400

クラッシック」で、第7位が、ホンダ「V-TWINマグナ」、第6位は、ハーレーダビットソン「FXDLローライダー」で、第5位も、ハーレーダビットソン「XL883N

アイアン」となってて、第4位が、ヤマハ「ドラッグスター250」、そして第3位が、ハーレーダビットソン「XL1200Xフォティーエイト」となっています。さて

この結果どうでしょう（笑）　間にハーレーダビットソンが含まれていますよね。要はそれよりヤマハ「ドラッグスター400」の方が上って事です。まさにかつての、

模倣だとか、偽物と言われた時代とは正反対の状況ですよね。いやぁこれにはボクも正直驚きです。ただ、そう言ったネガティブな意見を除外しすれば、確かにこの

ヤマハ「ドラッグスター400」がいかに優れててオートバイとして素晴らしいかが伺えますよね。やっと正当な評価を得たとも言えるのですが、残念ながら現在では

廃盤となっているので、購入するとなると中古になってしまいます。で、現在の中古市場を見てみますと、安いもので大体30万円あたりから、高いもので150万円

前後で取引されてる様です。安い車両はどちらかと言うと1990年代の古い車両になり、高額なものは大金を注ぎ込んだカスタム車か、最終に近い高年式なものに

なっています。特に2008年式以降のフューエルインジェクション（FI）車に人気が集中してて、平均すれば70万年から100万円までの車両がお勧めな感じになって

います。さて、ボク的には思いもよらない状況となってるこのヤマハ「ドラッグスター400」でしたが、皆さんにとっては、いかがだったでしょう！（笑）