近年、オートバイ人気ジャンルの上位に登り詰めてる傾向がある「アドベンチャー」シリーズですが、本家の魅力は何と言っても他種にはない多彩な電子制御に
あると考えられる気がします。ただ意外に搭載されるエンジンは大型排気量(1.000cc以上〜)でも、そこそこのパワーを持つにとどまっています。そこで、
これは勝手なボクのご提案ですが、もし大型・大型ミドル排気量の「アドベンチャー」モデルを「安く手に入れたい」と考えてる方がいるなら、あえて、本家では
なくこのドゥカティ「ハイパーモタード821SP(2013年〜2015年)」をお勧めしたいです(笑) もちろん「モタード」と言う名称通り「アドベンチャー」と
言うより「スポーツモデル」の傾向が強いのですが、このドゥカティ「ハイパーモタード821SP」と言う車両から非常に性能が高くなっており更にに速いマシン
だからです。またスタイルも比較的「アドベンチャー」にも通づる部分がありますし、大型のパニアケースなどを搭載しつつ、ナビなどが使えるGPSモニターを
追加装備(綺麗に収まる気がします)すれば、意外に同じ様に使える気がするんですよね。しかも足つき性は「アドベンチャー」より良いですし、何度も言います
が何より「速い」です(笑) しかも現在の中古市場を見てみますと、程度が良くても100万円以内で買える相場となっており、初期でも2013年式からですから、
そこまで古い車両という訳でもありません。もちろんドゥカティの「ハイパーモタード」自体はもっと古いモデルもあり、現在でも新車でより高性能な進化車両が
あります。そんな中、あえて中間世代に位置するこの「ハイパーモタード821SP」を是非お勧めするのかと言うと、エンジンが空冷式から「水冷式」に変わった
モデルである事と、このモデルより足回りが非常に良くなった事が挙げられるからなんですよね。いわゆる「モンスター」シリーズから引用されたエンジンを搭載
してるのですが、元々「モタード」と言うレースを見据えて設計されていますから、スタイルこそオフロード車ですが、トータルバランスが良くて「大型ミドルクラス」
という事で扱いやすく現在の中古価格に対して圧倒的に個体レベルの水準が高いです。実際にボクもサーキットでこの車両に乗った事があるのですが、感想は「最高
でした!」です(笑) ライディングスタイルを変えて乗る必要はありましたが、当時乗ってたボクの「ZX-6Rレース仕様」より明らかに速く、とにかく扱いやすかった
です。分かりやすく言えば、車体が簡単にヒラヒラ旋回するんですよね。で、その詳細なスペックを見てますと、エンジンは水冷式4ストL型2気筒DOHC4バルブで、
正式な排気量が821.1cc、最高出力は110psで、最大トルクが9.1kg、車重が乾燥重量で171kg、ガソリンタンク容量が満タンで16リットル、市街地での平均燃費が
大体17kmと言う感じになっています。またフレームはドゥカティならではのトレリス式で、リアのスイングアームはアルミ製の方持ち式、また上級モデルの「SP」仕様
なのでサスペンションはオーリンズ製、ブレーキキャリパーはブレンボー製が標準で搭載されています。もちろんキャブはフューエルインジェクション(FI)で、
フロントフォークは倒立式、ブレーキはラジアルマウントで、ホイールサイズは前後ともに17インチ、インジケーターはフルカラーでは無いもののデジタル式で、ABSに
トラクションコントロール付、長いストロークが特徴となっています。残念ながらUSBポートやETCは付いていないので後付けとなります。また姉妹車に「ハイパー
ストラーダ」と言う車両もありますが、こっちもお勧めです。さて、100万円以内でこのドゥカティ「ハイパーモタード821SP」を購入し、追加ライトなども装備した
「アドベンチャー仕様」にカスタムして乗る!ボクなら高額化してる本家のモデルを買うより、変化球を模したこっちを選びたいですが、いかがでしょう!(笑)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます