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懐かしい思い出と共に、当時は新しかったオートバイを見ていく企画が続きますが、今日はまた同級生で同じクラスだったある友達のお話です。
で、彼はボクと似た「無類の乗り物好き」で、当時から突拍子もない事をしでかす、怖いもの知らずのタイプだったんですよね。確か高校1年生
の頃に黙って原付免許を取得し、その後、直ぐに中型(普通)免許を取得し、17歳(高校2年生)で非公認の教習所に通い「限定解除」を取得
します。実はこれ全て学校の校則違反で、当時、ボクらの学校はオートバイの免許取得は違反となってました。しかし、少し学校から離れた市外
から通ってた事もあり、彼は最後まで学校に見つからなかったんですよね。運の良いやつです(笑)。で、その「限定解除」で大型免許を取得
して購入したのがカワサキ「Z750FX」だった訳です。今思っても「高校生で大型バイクは異例」の事で、羨ましかったですし、何でもありか!
って思いもありました(笑)。で、確かボクの記憶だと1981年式の最終モデルの新古車を、翌年の1982年に購入したって聞いた記憶です。なの
で、ボディカラーはシルバーにブルーのストライプが入ったもので、初期モデルと違い、ガソリンタンクが大型化され21リットル入る仕様のもの
だった気がします。で、彼の自宅までそのオートバイを見に行った事があるのですが、そこは港が近いコンビナートが直ぐそばにある場所だった
ので、広いコンクリートの広場で少しだけ運転させてもらった事がありました。もちろん原付バイクすらほとんど乗った事がない状態だったので、
いきなり大型バイクというプレッシャーから多少ジタバタした気がするのですが、動き出すと意外に乗れて楽しかったです。まぁ、一般道とは違う
広い敷地だったので障害物が無かった事も安心して乗れた理由だったかも知れません(笑)。その後、高校を卒業した彼はホンダ技研工業に就職
し「NSX」と「ビート」の内装デザインを担当し20年ほど働いて、ホンダを退社後は、日本人で唯一、フェラーリ(エンツォ・フェラーリ)の
デザインをした「奥山清行」さんの会社に就職して現在では、コンセプトカーなどのデザインに携わっていると聞いています。いわゆる、我々の
クラスメートの中では「超エリート」ってやつです(笑)。また現在のカワサキ「Z750FX」を見てみますと中古市場での高騰率は半端ないですね!
最近では盗難車のトップ3にも入る車両で、ちなみに調べてみますと安いものでも大体450万円あたりから高いものになると1.200万円なんて価格が
付いてるものも存在しています。まぁ凄いですね!(笑)。またちょっと仕様(スペック)を見ていきますと、まずエンジンは、空冷式4スト並列
4気筒DOHC2バルブで、最高出力が67ps、最大トルクは5.6kgで、車重が乾燥重量で232kg、正式な排気量は738ccとなっており、本体フレームは
スチール製のダブルクレードル式で、ガソリンタンク容量が前期で18リットル、後期で21リットルとなっています。更にトランスミッションは
6速MTで、ホイールサイズはフロント19インチ、リア18インチ、フロントブレーキはダブルディスクに、リアもディスクブレーキとなっていました。
またカワサキの「FX」と言えば角張ったデザインと言うイメージが強いですが、最終で出た「FX-III」モデルは少し丸みを帯びたものになっています。
さて、今日はまたまたボクの思いで話と共にカワサキ「Z750FX」を見ていきましたが、いかがだったでしょう!(笑)
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