
スーパースポーツ(SS)と言えばどうして「1000ccクラス」の話になってしまいますが、
ヨーロッパでは国内と違い「600ccクラス」に注目が集まることを知っていますでしょうか。(笑)
ヨーロッパでの「600ccクラス」は、SSとしての入門用でもあり上級マシンでもあるんですよね。
日本では「SS-250ccクラス」があるので、今や「600ccクラス」は中堅クラスとなっています。
実際購入するとなると、国産各社から販売されていますが国内仕様はなく「輸入車」として扱われています。
気になるお値段ですが、
どのマシンも新車価格で130万円〜150万円以内というところです。
最高峰「1000ccクラス」と比べ、全体的に約50万円ほど安い感じですね。
「SS-600cc」の特徴はとにかく軽くて速いことです。
昔で言えば「2スト250cc」と近いイメージで、トルクが少ない分回転数をまわして乗る感じです。
しかし乗り方次第では、1000ccとほぼ同じ速さで走ることが出来ます。
ただ、トルクや最高速に関しては1000ccには叶わないですけどね。
車体自体は思ってる以上に大きく、1000ccと並べても大きさに違いは感じられません。
ただ、カウルを外すとエンジン周りなど詰め込まれた感が違い、
やはり「600ccだなぁ」って思うイメージですかね。(笑)
最近、ヤマハから新しい「TZF-R6」が登場しましたが、以前に比べぐ〜んとカッコ良くなりましたね。
機能も充実してて、加速時に後輪タイヤの駆動力を効率よく引き出すTCS(トラクションコントロールシステム)、
機敏で滑らかなシフトアップ操作を支援するQSS(クイックシフトシステム)を新たに採用されています。
また、インジェクションにも新たな工夫がなされており、
スタート時のトルクをコントロールするTCSも装備されています。
早い話が1000ccクラスに装備されてるものと、ほぼ同じものが搭載されていると言っていいですね。(笑)
これだけの装備がありながらで、新車価格は約150万円。
ある意味、安いと言えるかもしれません。
サーキットでの話になりますが、さらにライダーの技量が高ければ1000ccより速く走ることが出来る点です。
車体が軽量なため、コーナリングスピードは1000ccより速く回ることが可能で、
それなりの腕があれば直線で離されても、
同じ技量のライダーであればコーナーで追いつくという快感を味わうことが出来ます。
とにかくここが「600ccクラス」の一番のお勧めポイントなんですよね。
いかがでしょう!(笑)
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