数ある英国のオートバイメーカーの中でも、自動車で言うロールスロイス的な立ち位置にあったメーカーが「ヴィンセント」と言うオートバイメーカーだったり
します。要するに昔、英国にあったオートバイの超高級ブランドってヤツですね(笑)。ボク自身、このメーカーは「ノートン」や「ロイヤルエンフィールド」
また「AJS」などと肩を並べるメーカーとして認知はしており、英国企業としてはよくある、良いものを少量作る「小さな町工場」だったと言うイメージがあっ
たりします。で、実際に調べてみますと会社自体は1928年創業で、1955年までオートバイ生産しており、最終的には財政困難から倒産してしまったメーカーの
様です。その間に発表された車両には「トライアンフ」の「ボンネビル」と並んで、当時、世界最速とされた、1.000ccV型2気筒エンジンを搭載した「Series A
Rapide」ってのがり、今回、有名芸人である千原ジュニアさんが購入したのが、その半分のエンジン「500ccの単気筒エンジン」を搭載したモデル「ブラック
シャドー」を購入したって事です(笑)。確か、お普段はざっと500万円程度ってなってましたね。実際、過去には1939年式の「Series A Rapide」がオークシ
ョンで、3.000万円近い値段で落札された事もあったので、お安いですね?と言えばそんな感じもしますが、やはり我々一般庶民からすれば高額なヴィンテージ
バイクといった感じですよね(笑)。どうもボクの勝手なイメージかもしれないのですが「芸能人でオートバイ好き」な人って、何となくですが、チュートリアル
の福田さん以外、千原ジュニアさんも含めてみんな「古いものに憧れを持つ傾向」を感じますね。なんでだろう?(笑)。所ジョージさんの影響なのかな?(笑)。
それとも数の少ないレアなものに特別なステータス性を感じるんでしょうかね?まぁ、そこら辺はよく分かりませんが、オシャレで歴史ある名車を購入したと言う
感じです。なんか良いですね!(笑)。また車両自体は新車の輝きを放っており、何となくエンジンヘッドのデザインを見るとハレーダビットソンの「ナックル」
を思わせるデザインにも見えました。もちろん空冷式で、構造的にはOHVに見えましたが、どうだったでしょう。古い車両に詳しい人に言わせると、当時の英国
にあったメーカーの中でも遥かに高級なオートバイを作る「ヴィンセント」で、それはフレームからスイングアームに至るまで幅広く反映されてると言われてる様
です。動画のなかでもショップの店長さんが言ってた説明の中で、個人的に印象的だったのは、ガソリンタンクもフレームの役割を果たしてて、実際のフレームは
エンジンの後ろにだけあるといってた事と、一見リジットに見えるリア周りですが、現代で言う「モノサス」式となってた事です。よく見るとしっかりシート下に
サスペンションが装着されていたんですよね。またエンジン始動はキックとなるのですが、ヤマハ「SR」にも搭載されてる「デコンプ」がついており、一番軽い
タイミングで蹴れる仕組みにもなっていました。戦前か戦中に生産された車両だと考えれば「凄い」って感じですよね。さらに走りですが、余裕で高速道路も走れる
と言ってたので、いわゆる同世代の車両と比べても「速い」って事なのかも知れません。当時ものだと、中には750ccも排気量があるのに100km出ないって車両も
ありますからね。まぁ、とにかく有名芸人の千原ジュニアさんが英国の名車「ヴィンセント」買ってたってお話でした。(笑)
古ければ偉い、古いバイク乗ってればベテラン!と言ったように勘違いがかなり進行していると思います
良さを理解する為にいろんなバイクの経験が鍵になってくると思ってるので
初バイクから旧車の人よりはその車両を深く知れるので
コレこそが敬意と愛情だと思ってます
僕も古いイギリス車に敬意を持っているので所有しているアイアンショベルはヴェノムとブラックシャドウを意識した構成でカスタムして貰ってます。
ただ、乗って楽しみたいのでオリジナルを所有する事に関しては一切興味ないですね。
ハーレーベースで作るからパーツが出て良いのであって
英国車のエンジンは部品困りますし
何よりも今から車両を知った人が減っていくので、手放す時メチャクチャ困るのですよね
英国車とドイツ車とイタリア車の下取り価値の低さにはホントビビるっすね。。。
まぁ芸能人に対する嫉妬でもあるから、対抗意識もあって凡人でも旧車複数所有なのですが笑
確かに「いきなりビンテージ」に乗っても本当の意味での良さを感じ取る事は困難かもしれないですね。
まずは、色々乗ってそこから旧車やビンテージに行く方が、流れ的には良い気がします。(笑)
ボクは最近になって、やっと旧車やビンテージ系のオートバイにも「興味を持つ」様になっています。
それまでは「速さとカッコ良さ」って、どうしてもそこそこ新しいものから感じ取ってた感があるので、
個人的にはそんなに興味が無かったのですが、よくよく見てると。今頃になって良さを感じる時があります。(笑)
深みと味わいで乗れるオートバイに乗ってみたいって思いが、どこかかしら現れてて、
英国のビンテージモデルにも興味を感じています。
まぁ、実際オーナーになれる確率は低いですけどね!(笑)
ありがとうございます。