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高度成長期のオートバイ事情と、ウチのオヤジ。(番外編vol.2467)

2019-06-07 13:55:08 | 日記

頭んの中からスッカリ忘れていましたが、

実はウチのオヤジ(現在81歳)って昔「オートバイを作ってた」事があったそうです。

まだウチのオヤジが20代で、時代は「昭和30年」前後。

当然、まだお袋と結婚してなくて、ボクはこの世にいない時代です。(笑)

高校を卒業後、地元の中国電力の就職をやめて、神戸の「大開電気」という会社に勤めていた頃の話で、

その会社は、町工場レベルの小さな会社で基本、自動車バッテリーの製造販売だったのですが、

当時の時代背景を受けて、東灘区の工場で「電気バイク」を作っていたそうです。

オヤジはそこの副工場長。

と、言えば聞こえは良いですが、独身寮が工場の屋根裏にあってそこに1人で住んでたらしいです。(笑)

オートバイと言っても、いわゆるスクーターのようなもので、

年間で数十台レベルで販売してたのですが、

生産コストがあわないことや、実用性が低いと判断され、閉鎖されたという経緯だったようです。

会社がオートバイを製造しようと考えた背景には、本業のバッテリーが山のようにあったことかららしいのですが、

今から考えれば、いわゆる最先端の「電気バイク」ですよ。(笑)

当時は今と違い、静岡の浜松で数十件のオートバイメーカーが存在してた時代で、

言われれば、なるほどって感じです。

まぁ、大昔ってこう言った「独創的な物作り」がなされていたんですね。

この話はボクがオートバイに乗り始めた頃聞いた話なので、ずいぶん昔です。

結局、オートバイの製造をやめて、自動車のダイナモやセルモーターの修理屋になったのですが、

色々やってたんですね。

昭和40年にお袋と結婚し、すぐボクが生まれ、地元に帰省して今の自動車電装業を始めたのですが、

今じゃ代変わりもし(長男のボクじゃない赤の他人さん)、

中古のハイブリッド車の「電装装置とバッテリー交換」が主な仕事内容となっています。

これも時代ですね!

もっと詳しい当時の事情を聞きたいのですが、半分ボケてるのでちゃんと話を聞く事ができません。

昔の「電気バイク」ってどうのような作りだったのか?

今になって知りたい気分になってしまってます!惜しい!(笑)








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