Good Frlend!(motovlog)

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現在の「motoGPマシン」とは。(番外編vol.4057)

2024-08-29 12:20:10 | 日記

オートバイレースの最高峰にあたる「motoGP」クラスですが、現在では唯一、オートバイメーカーが「設計から制作」までレース専用車両として作る「最先端マシン」と

言ったものになっています。要は他のクラス(moto2・moto3など)や別のレースモデルは基本的なレリーフがあったり、もう1つの大型レースである、世界スーパーバイク

選手権(WSBK)の様な、市販車(スーパースポーツ(SS))からのフィードバックされるものだったりするからです。また、現在の「motoGP」の排気量は1.000ccで、

4ストV型4気筒もしくは並列4気筒エンジンが搭載されており、おおよそですが最高出力は250ps以上辺りとされています。まぁ、詳しい内容は意図的に伏せられているの

で、詳細なことは分からないのですが、各種、電子制御システムやデータ解析装置が備わってたりします。ただし、CPU(吸排気システムをコントロールするシステム)に

関しては、レース主催側である「FIM(国際モータサイクリスト連盟)」が一律で管理しており、各チーム「共通のもの」を使用してる状況だったりします。これには、意図

がありオートバイメーカーからなる「ワークスチーム」と、個人運営からなる「サテライトチーム」の、マシン・ポテンシャルの「差を無くす目的」があり、それだけに、

各チーム別にセッティングの領域を広げたり、新しい機械的なパーツを随時、試作する事で他チームのマシンとの差を作る傾向になっています。また、知ってる人は知ってると

思いますが、現在のレース用タイヤは、2000年以降あたりから劇的に「グリップ力が向上」しており、ライディングも昔に比べ、より深いバンク角と、マシンにぶら下がる

様なポジションで乗られる感じになっています。また。2013年から「motoGP」クラスに参戦し始めた天才「マルク・マルケス選手」によって、ひさ擦りではなく、肘(ひじ)

擦り乗りが、今じゃ当たり前となっており、車体の角度も60度以上まで倒し込む事ができる様になっています。で、さらに2010年あたりから電子制御に加え「エアロダイナ

ミクス」が導入される様になってて、マシンのあちこちに「羽根の様なもの」が付く様になっていますね(笑)。これによりマシンに大きなダウンフォース(下に向かって

働く力)を発生させ、より速いコーナリングを実現出来ると言う状況にもなってるんですよね。とにかくここ最近の「motoGPマシン」は劇的な進化を遂げており、どこの

国のサーキットでも新しい「コースレコード」を叩き出しています。また「面白い装置」としては、スタート時に「オートバイの車高が下がるシステム」も導入され、これに

よって「素早い加速」を出しやすくもなってる感じです。とにかく20年前、10年前とも大きく違い逆にマシンが「飛躍しすぎ」て、各所から「クレームが出るほど」になって

います。要するにマシンの速度が速すぎて「オーバーテイク」が困難になってるって事らしいですよね。こう言ったレース試合は「ショー」の様なものなので、そもそもレース

自体が「ハラハラ・ドキドキ」と言った面白いものでなかればならないので、マシン開発とレギュレーション(ルール)の問題ってのは、常に変化していく傾向になるのですが、

オートバイレース最高峰である「motoGP」に対しても、そこでの意見の対立が生まれているらしいですね。要するに「速さをとるか!」それとも「面白さをとるか!」って

事です(笑)。で、現在ですがエントリーされてるオートバイメーカーは「ドゥカティ」「KTM」「アプリリア」「ホンダ」「ヤマハ」となっています。またかつては日本の

メーカーがレース自体を独占していましたが、今は「ドゥカティ」を筆頭に「海外のメーカーが速い」状況だったりします。特に昨年は12チーム中、最下位がホンダワークス

でしたからね。とにかくマシンは劇的な進化を遂げ続けており、レースの力加減は大きく変化してると言った状況にあると言う感じですね!(笑)





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