Good Frlend!(motovlog)

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2024年度 鈴鹿8時間耐久レース。(番外編vol.4024)

2024-07-25 09:58:56 | 日記

今年も先週末に恒例の「鈴鹿8時間耐久レース」が行われ、今年はホンダのワークスチームとなる「HRC」が優勝しました。まさにカラーリングは市販車の「CBR-1000RR-R」

のままで、普通に市販車が走ってる様にも見えまししたが、流石に素晴らしいですね!特に近年のトップタイムは1周で1分5秒台にまで入っており、1980年代から1990年代に

かけての時代に使われてた「TT-F1(750cc)」で争われてた時より、大体、6〜8秒近く速いタイムを叩き出してる計算になっています。これ、まさに年々1周のタイムも上がっ

ていますし、8時間の長丁場でありながら「スプリントレースに近い」バトルを繰り広げてる状況でもあるって感じです。最終的な総合周回数も、ますます「増えてる」状況で、

トップチームがあまりに速い為、中堅から下位のチームにとっては順位より最後まで走り切る(完走)することが目的となってる感じらしいです(笑)。で、ちょこっとだけ、

今年のレースシーンを「動画で見ました」が、ボクが個人的に驚いたのは、シケインやヘアピンで「ステップを擦ってる音」が聞こえて来てて、多分、とても「信じられバンク角

で曲がってる」じゃないかって気がつかされた所です。本来、現在のスーパースポーツ(SS)マシンで外品のバックステップを搭載してる場合、大体「50〜55度」ほどぐらいの

バンク角では「地面と接触しない」とされています。と、言う事は、それ以上にバンクさせてると言う事になるのですが、例えば膝すりから「肘すりに変わった」とまで言われ

てるモータースポーツの最高峰「motoGP」で、大体「60〜63度」ほどが限界と言われてるので、市販車改造マシンでありながら、コーナーで「ステップを擦ってる音」がする

って事は、それに限りなく近いバンク角で走ってると言う事になります。とにかくそこが凄い(笑)!昔、岡山国際サーキットを走ってた頃、たまたま遭遇した、当時ヤマハの

ワークスでエースだった「中須賀選手」の走りを間近で見れるチャンスがあったのですが、とにかく凄いバンク角でコーナーを曲がっていましたし、リアタイヤが劇的にスライド

してて、オートバイの「車体がそれによってコーナーの出口にスッと向いてる」って衝撃的なシーンを見た事があったのですが、国内のレベルでも速いプロライダーってのは「ここ

まで凄いのか!」って思った記憶がハッキリ残っています(笑)。よく言うタイヤの「あまりング」って言葉がありますが、サーキットに行けば誰でもそれ自体は解消できます。

大体、30〜35度ほどバンクさせれば全てのタイヤ設置面を使う事になるので、ちょっと頑張れば「勝手にそうなる」んですよね。なのでサーキット慣れしてるライダーであれば、

それ以上にバンクさせれますから、タイヤのゴムが「逆向きに逆剥ける状態」になります。これで普通なのですが「中須賀選手」のパドックで走り終えたマシンのタイヤを見た時、

尋常じゃないゴムのすり減り方になってて「オートバイって上手く乗れればここまでタイヤを使えるんだ!」って感心した記憶もボクの中にありました(笑)。また話は変わり、

今年の「鈴鹿8時間耐久レース」における「来場者数」ですが、大体5〜6万人と言われていす。最盛期の頃は30万人以上だったので、随分と減ってしまってる事はいがめません。

当然「来場者数」がレース人気のバロメーターとなる訳ですが、そもそも、2000年を超えた辺りからオートバイレースの「観客動員数は減る傾向」にあり、ツインリンクもてぎで

毎年開催されてる「motoGP」での「日本GP」ですら人数を減してる状況だったりする様です。特に「鈴鹿8時間耐久レース」は日本で行われてる唯一の「国際レース」なのですが、

最盛期と違い国際的な実力者や有名な海外のトップライダーが、どんどん参加しなくなってしまい、今じゃ「国内レース」と言ったイベントに落ち着いてしまってる事、で、その

ほとんどがオートバイショップを営む「プライベーターチーム」である事から、オートバイは好きだけど「別にオートバイレースは見ない」って人が増えてる傾向なんだって思われ

ます。現在の日本はある種のオートバイブームに乗っかってる感がありますが、オートバイレースに関しては昔とは全然違うって状況が続いてるんですよね。ボク個人の思いとしては

ちょっと残念な気がしています。(笑)




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