そもそも現在の「オートバイブーム」らしき現象の発端は2010年辺りから始まったハーレーダビットソンに乗る「リターンライダー」から始まったと
言っても過言じゃありませんよね。しかし現在(2024年)となり相変わらず「オートバイブーム」の様な現象は続いていますが、気になるのが初期に
いたハーレー乗りの人たちが「急激に減ってる」って事です。これはボクが住む地元でオートバイの聖地と言われてる「一本松」と言う場所があるの
ですが、ここに昔は信じられないほどのハーレー軍団が集まっており、そこからオートバイの聖地として有名になった場所だったのですが、どうも最近
では、色々なオートバイは相変わらず集まっているのですが、ハーレーの姿が「劇的に減ってる」ことに気がつくんですよね。ついでに言うと「バイカー
気取り」とされる「ヤカラ系のハーレー乗り」もほとんど見かけなくなっています。また、ボクの地元で彼らを支えてたハーレーのカスタムショップも
知らないうちに姿を消してしまい、新車を売る専門店、もしくは正統派を扱うハーレーショップだけが運営を続けてる状況だったりします。これには2つ
の原因が考えられるのですが、1つは初期のハーレー乗りたちが年齢を重ねてしまい「もうオートバイに乗っていない」って状況である? もしくは他の
バイクに乗り変えてる? で、もう1つは単純に「流行らなくなった?」のどちらかじゃないかって考えられます。しかし輸入車の販売台数を見ると相変わ
らずハーレーダビットソンが日本でよく売れてるって状況ってのは「変わりない」とされています。と言うことはボクの住む地方都市だけが、他県と違い
状況が変わってしまったってことなのでしょうか(笑)。ツーリングに出かけても確かにハーレー乗りを見かけはしますが、以前の様な集団ではまず見か
けなくなってて、もし発見しても1台だけとか、2〜3台だけって感じです。ボクが大型バイクの免許を取得した2010年だと、教習所でとにかく「ハーレー」
って言葉があちこちで飛び交ってて「そうかぁ、皆んな大型免許を取得したらハーレーに乗るんだ!」って思ってましたし、実はボクも最初の目的はそう
でした(笑)。しかも、当時は極太のリアタイヤをはめた物凄いカスタムハーレーや、サイドバルブ系のレトロ系ハーレー、さらにはトライクなども出現
し始めており「オートバイ=ハーレーダビットソン」って図式になってた事は確かです。ただ考えてみれば、あれからもう15年近く経ってますから、当時
仮に50歳だった人も今じゃ65歳です。もっと上だったら70歳とかになってるはず…。事実ボク自身も大型免許を取得した頃は45歳でしたが、来年はもう
還暦です(笑)。自身の事を考えても「そろそろ大きなオートバイはやめて、もっと乗りやすいバイクに乗り換えようかなぁ」なんて考えてたりしますから、
こう言った現象も不思議ではないですよね(笑)。まぁ、個人的にハーレー乗りが減る事は残念な気もしますが、あまり態度の良くない「ヤカラ系ハーレー
乗り」が減った事は喜ばしい事です。とにかく大陸の王様とも言える「ハーレーダビットソン」は1つのジャンル(大型クルーザー)として明確なユーザーを
持つ事は間違いないので、消えて無くなる事は考えられませんが、少なくともここ数年でボクの地元では、その「数を減してる」事は間違い無い気がします!(笑)