Good Frlend!(motovlog)

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イタリアの小規模メーカー、モトモリーニ・コルサロ1200ヴェローチェ。(番外編vol.3544)

2023-03-16 10:24:13 | 日記

かつては日本でも100社を超えるオートバイメーカーが、静岡県の浜松市を中心に多く存在してた時代ってのがあったのですが、おおよそ1960年代までに

ほとんどのメーカーが大手との吸収合併、もしくは倒産し、現在ではよく知られる、ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキの4大メーカーに統一されていますが、

海外に目を向けると、未だに多くにの「ガレージメーカー」が存在し、特にイタリアに関しては、現在でも時代と共に倒産と再開を繰り返しながら、ごく少量

のオートバイを製造販売してるメーカーが少なからず存在してたりします。で、そんな小さなメーカーの中に「モトモリーニ」と言うメーカーがあります。

その創業は1937年からで初期は小排気量(125cc)のオートバイを中心に販売してて、イタリア国内を中心にマーケットを展開していたのですが、その後、

販売戦略として「レース」の世界に目を向けるようになります。要はレースで勝てば自社のオートバイは売れると考えたんですね。そこから市販車と併用する

カタチでレーサーマシンを製造しレースへ参戦する様になっていきます。また1970年代から現在の原型である「V型2気筒エンジン」を搭載する車両を開発、

近年では4つの種類のオートバイを販売してる?してた?状況です。そんな中、今日ご紹介するのは、イタリアの「モトモリーニ」から登場した大型スポーツ

ネイキッドとなるこの「コルサロ1200ヴェローチェ」と言う車両になります。エンジンは、水冷式の4ストV型2気筒DOHC4バルブで、正式な排気量が1.187cc、

最高出力は140psで、最大トルクが12.4kg、車重は乾燥重量で198kgで、ガソリンタンク容量が満タンで18.7リットル、市街地での平均燃費が大体17kmで、

フレーム構造はスチール製のトレリス式(ドゥカティによく使われてた構造)、フロントフォークは大軽の倒立式で、ホイールサイズは前後とも17インチ、また

ブレーキステムはブレンボー製を採用しており、リアのスイングアームは強固なアルミ製のものとなっています、ヘッドライトはデュアルの2灯式プロジェクター、

キャブはフューエルインジェクション(FI)で、メーターはアナログとデジタルのコンビネーション。更に2本出しのマフラーはセンターアップ式となっており、

エンジンを見なければどことなく「トライアンフ」の「スピードトリプル」に似たデザインがなされている様に感じます。まぁ、上記のスペックを見ればお分かり

ですが、いわゆるネイキッドなスーパースポーツに属するモデルで、トップスピードもさることながら、初期の加速力が素晴らしいオートバイだったりします。

またV型エンジンは振動軽減がなされておりライダーに伝わるのは「微震」程度とされています。日本でも少量ながら輸入されており、排気ガス規制に関しても

ユーロ4までクリアされてる様です。多分現在は販売されていない感じですが、正式には2006年から販売されており、2011年で生産終了となってる感じです。

但し、あくまで街の小さな工場で製造されてるオートバイですから、確実な情報を得ることが難しく、それが正しいかどうかは定かではありません。で、最後に

現在の中古市場を見てみますと、大体安いもので100万円あたりから、高いものだと150万円前後で取引されてる様です。但しその球数は非常に少なく見つける

だけでかなり困難と言える感じで、あれば程度の良く悪しを吟味するほど選びしろがない状況です。さて、今日はそんなイタリアの小さなメーカーである珍しい

モトモリーニから販売されてた「コルサロ1200ヴェローチェ」をご紹介しましたが、いかがだったでしょう!(笑)





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