Good Frlend!(motovlog)

個人の好きなことを書くブログです。

ヤマハにもあった大型V型エンジン搭載のスポーツバイク、BT1100ブルドッグ。(番外編vol.3209)

2022-03-31 12:59:54 | 日記

ヤマハの「スポーツバイク」は、イメージ的に4気筒にせよ3気筒にせよ2気筒にせよ並列エンジンを搭載したモデルが一般的で、

V型エンジンを搭載したモデルは、現在だとツアラー系の「ボルト」であったり、過去を見るとメガスポーツの「MT-01」だったり、

ドラッグ仕様の「VMAX」であったり、純粋な大型スポーツバイクとしての位置付けではないマシンが普通である印象が強いです。

しかし、よくよく調べてみると、実は過去に「イタリア・ヤマハ」からこの「BT1100ブルドッグ」ってオートバイがあった様なんですよね。

調べるまで個人的には全く知らなかったオートバイです。(笑)

パッと見ると、今ボクが乗ってるビューエルの「M2サイクロン」とも、よく似てるフォルムをしています。

ボクの勝手なイメージでヤマハはV型エンジンを搭載したスポーツバイクは意図的に作らないって勘違いしてましたが、

海外に向けてはちゃんと開発されたマシンがあったんですね。

ただ調べてみますと販売時期が2006年の1年間だけで直ぐに廃盤となっています。

ここに関しては多分、人気が出ない為「早めに撤収した」って事なんでしょうか?(笑)

もちろん国内にも入荷かされており中古市場で球数は少ないものの、少量ながら存在してる感じではあります。

確実に台数は少ないと思われますが、特にレアな価格は付いておらず大体60万円前後ほどで取引されている様です。

で、スペックを見てみますとエンジンは水冷式4ストV型(L型)2気筒SOHC2バルブで、排気量が1063cc、

最高出力は控えめで65ps、最大トルクは9kgとなっています。

また車重は乾燥重量で233kgとチョい重めで、変速は5速MT、ガソリンタンク容量が20リットルとなっています。

これだけ見るとやはり、同系列のヤマハが持つ並列エンジン系のスポイーツバイクと比べ大したスペックでは無いですが、

見た目のフォルムは確実にネイキッド系スポーツバイクと言えるデザインとなっています。

また、開発のコンセプトとしては「後々のカスタム」を奨励してる感がり、出来るだけシンプルに設計されたマシンであった様です。

なのでキャブはあえて機械式を採用しており、フレームはエンジン吊り下げ式の「ツインチューブバックボーン」となっています。

人気があった無かったと言うジャッジとは違う意味で、個人的には魅力を感じます。

あえて言えば、確かにスポーツバイクではあるものの、取り立てて速いオートバイじゃ無いかもしれませんが、

後でオリジナル感を求めれば、何とでも出来る気がするんですよね。そこが良い。

また国内開発とは違い、イタリアで生まれた日本車という経緯も魅力的です。(笑)

まず見かける事のない1台ですが、それだけに所有し現役で「現存させて行くオートバイ」なのかもしれないですね!(笑)







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする