Good Frlend!(motovlog)

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広がるオートバイの世界クラッシックスポーツ、ドゥカティ・MH900e。(番外編vol.3200)

2022-03-19 13:58:02 | 日記

1990年代に入って名車「996」シリーズを筆頭にスーパースポーツ(SS)モデルをいち早く登場させた「ドゥカティ」ですが、

その勢いのまま、さらにクラッシックでありながらスポーツバイクとしてのポテンシャルを備えたオートバイの開発に乗り出し、

まず最初、ある意味「試験的に登場させたモデル」がこの「MH900e」だったりします。

登場した時期は、2001年から2002年までで、世界「2000台の限定販売」となっています。

またその後に、直系では無いものの「ポールスマート1000LE」」や「スポーツ1000S」などを排出する切っ掛けを作ります。

いわゆる「ドゥカティ」としては受け入れに対して「成功したオートバイ」だったと言う事ですね。

結構この手のジャンルは、ボクの好みのロケットカウルを搭載した「カフェレーサー」の様なスタイルをしたモデルで個人的には好きです。(笑)

で、この「MH900e」の凄い所は一切の電子制御をあえて搭載せず、出来るだけアナログにこだわった所です。

キャブこそ排気ガス規制の問題もありフュエルインジェクションとなっていますが、

それ以外はほぼ昔のままの特性を保持しており、それでいて倒立フォークでであったり、型持ちのスイングアームなどを採用していました。

またスーパースポーツ同様のセンターアップマフラーなど色々な構造が入り混じる事で個性を放っていたとも言えます。

さらにはトップブリッジや、細部のパーツをイタリア職人の手による「ハンドメイド」で制作しており、

かなり手間を掛けた作りとなっています。

とにかく「限定車」だったこともあり、20年以上経った今でも中古市場でかなり高額取引がなされています。

多分、最新の高級車「パニガーレー」シリーズより高い可能性があるじゃないかな。(笑)

近年の「ドゥカティ」でも2000年を超えてからのモデルとしては唯一無二の存在なので「レア車」である事は間違いないです。

またスペックをご紹介しますと、エンジンは空冷式4ストL型2気筒DOHC2バルブで、排気量が904cc、

最高出力は75psで最大トルクが7.7kgとなっています。

デザインに関してもリア周りに特徴があり、純正シングルシートでセンターアップマフラーが丸見えの形状になっています。

で、もちろん一般道を走るシティーユーザー仕様で、このマシンをカスタムしてレースに使われる事はありません。

さらにポジションは極端な前傾姿勢で遠出などのツーリングには不向きで、

扱いに関しては、電子制御が備わっていない為、ライダーが上手くコントロールしないと速く走らない難しいオートバイでもあります。

ここは「ドゥカティ」としても意図的なところであり、あえてそうゆう仕様にしてるんですよね。

早い話が「限定車」であり「レア車」であり「ライダーを選ぶオートバイ」と言う事です。

なんだか、そうゆう事を知っちゃうと、ボクなんかはよりそそられますし魅力を感じますね!(笑)










コメント (2)
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