発売から約半年が経とうとする、新型ホンダ「CBR250RR」ですが、
月間販売台数を見ると今も、相変わらずよく売れているようです。
なんせ販売開始から、たったの3日間で3.500台を超える受注があり、
今もなおコンスタントに売れていますからね。(笑)
全てのバイク車種を見ても、販売に関しては圧勝で「1位」です。
現在のバイク事情は完璧に2つに別れてて、1.000ccクラスか、この250ccクラスの人気が飛び抜けて高いです。
その人気の車種でも特に後発で登場した「CBR250RR」は当然、人気が出て当たり前という意見もありますが、
新車価格はABS付ともなると80万円超えと、250ccバイクにしてはかなり高額というデメリットもあります。
コストに関してはライバル車種に対して「絶対的に高い」ということになりますが、
それでも売れるのは、いかにこの「CBR250RR」の性能が優れているということになりますよね。(笑)
その「人気の秘密」ですが、ボクが思う理由としては、250ccクラスでは初めてパワーモードが採用されたこと。
〈Sport〉オールラウンドにリニアな加速を楽しめる標準モード
〈Sport +〉より力強い加速が楽しめる、レスポンスを強調したモード
〈Comfort〉タンデム時など、よりリラックスした走行が楽しめる快適性を重視したモード
と用途に合わせて、切り替えが出来ることです。
最高出力が38psでトルクが2.3kgということを考えると、
大型バイクに乗ってる人からすると「不要」という意見も聞こえてくる気がしますが、
やはり、あればあったで有難い装備です。
また、流石のホンダだけあって乗り味が素晴らしいことです。
90年代にあった旧型「CBR250RR」はパワーが45psにトルクが2.5kgとスペック的に高い性能を誇っているのですが、
乗り比べて見ると新型「CBR250RR」の方が速い印象を持ちます。
これは車体重量やバランスの配分など、パワー以外で旧型より優れていることが要因と考えられます。
で、決定的なのはスタイル。
新しいデザインがどんどん進化する中、250ccクラスでは圧倒的にデザインが素晴らしいです。
それまでのカワサキ「ニンジャ250」を凌ぐデザインセンスは、ワンランク上の存在感を感じますし、
世間のニーズをしっかり捉え、たっぷり煮詰めてまとめて来た感があります。
まあ、そうゆう理由でよく売れてるのでしょうが、
それにしても「想像以上の人気」であることは間違いないですね!(笑)