実際、バイクに乗ってる人はこのことを忘れて気づかなくなっていますが、
バイクに乗るにはいろんな意味で「高いハードル」があります。
また、それがネックとなり逆に「興味はあるけど実際には乗らない」って人も多いんですよね。
その要因としては、まず金銭的なこと、またクルマとの併用への対応、暑さ寒さ、オシェレから縁遠いことなどなど。
あげればきりがないです。
乗ってる人はある種の無理を押して乗っています。
それだけ乗りたいという「欲求の方が高い」からですが、
逆に興味があってもそこまでして乗ろうとは思わない人も、その分いるということです。
あくまで「バイクは趣味」のものですが、
他の趣味と比べても「高くつく趣味」ということです。
現在、世間では「第三次バイクブーム」と言われていますが、
実際は、80年代にあった全盛期に比べ、全体で20%ほどしかバイクは売れていません。
それでも、90年代後半から2000年代前半にあった「バイク氷河期」と比べれば、随分と良くなっただけのことです。
今後、もっとバイクが盛り上がるにはこの「大きなハードル」をどこまで下げることが出来るのか?
はたまた、興味を持ってる人に乗ってもらえるにはどうすればいいのか?
課題は、ここに尽きる気がします。
スキーやスノボーにも同じことが言えますが、
板とブーツを買っただけでは滑りに行くことはできません。
他に必要なアイテムとしてウェア、グローブ、ゴーグル、その他、
細かな装備など買い足して行かないと「ゲレンデ・デビュー」は出来ない訳です。
バイクも一緒で、ただバイクを買っただけではまだ「公道デビュー」は出来ません。
他にヘルメット、グローブ、ウェアなど最低限でもこれだけは必要になります。
ここがネックなんですよね。
都心ではレンタルバイクが普及してて、免許さえあれば全てレンタルすることが出来ます。
これは有効な手段の1つで、必要な時だけ乗ることが出来ることと、いろんなバイクに乗ることが出来る利点があります。
わざわざバイクを買わなくても気軽に乗れるってことです。
バイクのオーナーであることを重要視しなければ、この流れも悪くはない気がします。
全ては気軽で手軽であることが重要ですからね。
何にせよ、興味があるけど乗らないって人に、いつかバイクに乗ってもらいたいってのが、
ボクの切なる希望だったりするんですよね!(笑)