バイクを購入する前にみんなが特に気にするのはそのバイクの「性能」です。
最高峰のバイクを購入すれば間違いなく最高の性能であることは分かっていますが、
それでもパワーや重量感、ポジションやフィーリングなど、
気になる性能はたくさんあります。
そうなると「中間クラス」だと余計にその性能が気になるところですが、
カタログに穴があくほど数値や性能を見ててもそれはただの「目安」だけで、
実際は、そのバイクにしっかり乗ってみないと本質的な「性能や感覚」はよく分からないものです。
ただし、よくある「試乗」だけだと乗ってみたところで本当の性能を感じることは出来ません。
あまりに乗る時間が少ないですし、性能を発揮する道路を走ることもありませんからね。
例えば、最高出力が100psあるバイクを乗っても、
その下の70psのバイクに乗っても瞬間的に感じる「加速力以外」はよくわからなかったりします。
もしかしたらその「加速力の差」すらわからなかったりします。(笑)
試乗後にショップの店員さんから「どうでしたか?」と聞かれ、
実は「よくわからない」というのも恥ずかしいので、めいいっぱいのレポートを語ってしまってるだけ。
本音はよくわかっていなかったりしませんか?(笑)
これは、みなさん絶対に見に覚えがあるはず、要はそれが現実なんですよね。
本質的なものは結局、オーナーとなり購入後に分かる訳で、
購入前の知識や情報はあくまで「目安」でしかないということです。
逆に「試乗すれば全て分かる」と言う人がいるなら、その人は大天才ということになります。
そんな人はいないので実際は、分かった気がするだけなんですよね。
カタログや雑誌で書かれている性能は実際に乗って見ないと分かりません。
乗り手によって評価も変わりますしね。
また、逆に身もふたもないことを言えば、性能なんて購入後に何とでもなります。
もっとパワーが欲しければ吸排気を交換すればいいし、
ポジションが悪ければハンドルやサスペンションを変えればいい。
重ければ軽いパーツに交換すればいいことです。
なので数値や性能を追い求めてバイクを購入するより、
ただただ自分が気に入ったスタイルや一目惚れ感を重要視すれば良いと思うんです。
要はそうゆうことなんですよね!(笑)