バイクって不思議なぐらい他と比べてしまう特性があります。
ライダーが集まると、どうしても「良し悪しや、勝った負けた」が付きまとう訳です。(笑)
所有するという「物欲の世界」でもあるバイク業界なので、
どうしても良いものを持ってるかどうかが「評価基準」として祭り上げてしまうんですね。
で、良いものいを持ってると、その人がちょっと偉い人になれたります。(笑)
例えばカワサキ「ニンジャ250」を所有ししてる人と、カワサキ「H2」を所有してる人がいたとして、
どうしても「H2」を所有してる人に注目が集まりますし、
なんだかそのオーナーが「偉い人」に見えてしまったりもするものです。
しかし、よくよ〜く考えてみれば別に「偉い訳でも何でもない」ことにも気がつきます。
だってお金、いわゆる「財力」にものを言わせて所有してるだけのことであって、
その人自体は偉くも何ともないですからね。(笑)
珍しい高性能なバイク、ただ良いものを持ってる人というだけのことです。
バイクは使う人の用途で様々なバイクに分かれていくものです。
ひたすら高性能で高額なバイクを求める人もいれば、
使い方を優先して、それにあったバイクを選ぶ人もいます。
もちろん限られた予算の範囲で決める人もいます。
本来、その人の事情や考え方でバイクが選ばれる訳だから、優劣なんて発生しないはずなんですよね。
大型免許を持たないライダーは当然、中排気量のバイクになりますが、
大型免許を持ってることが偉い訳でもないので、そこにだって優劣は発生しません。
ただ、なぜか大型免許を持ってる人がバイクに「深く精通してる」ように見られがちというだけです。
みんなどこか誤解してるんですよね。(笑)
なぜかライダーが集まると、こういうことで優劣を見出す傾向がありますが、
全然そんなことは関係なくて、その場での1等賞を決めることもありません。
もし、いうなら全部が1等賞であり、全部が残念賞です。
それぞれが所有するバイクに優劣なんてないからです。
みんなが「オンリーワン」ってことでいいんですよね!(笑)