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ホンダ・CB400スーパーフォアの存在意義。(番外編vol.1057)

2017-02-06 08:22:44 | 日記

時を超えて「変わらないバイクを販売し続けてる」中で一番有名なのは、

何と言ってもヤマハ「SR400」という名車の存在。

これに匹敵するバイクは排気量の全てを見渡しても他に存在しません。

しかし、それを追従するカタチで次にホンダの「CB400SF(スーパーフォアー)」があります。

これはホンダが独自のロングセラーモデルを狙って存続するバイクで、

発売から既に25年という月日が流れています。

実際「CB400SF」は「SR400」より10年新しいバイクですが、

2017年を迎えた今となっては十分ロングセラーと言ってもいい車両となっています。

初期モデルは型式は「NC31」という新開発モデルでした。

カワサキ「ゼファー400」の対抗馬として登場したのですが、

中排気量全盛期にあって爆発的に売れた車両です。

ヤマハからも追って「XJR400」、スズキからは「GSX400インパルス」、

カワサキは「ZRX400」と同様のコンセプトバイクが続々登場します。

各車90年代から2007年まで生産されていましたが、

2008年からの「新排気ガス規制」を皮切りに残念ながら全て姿を消してしまいます。

その中にあってこの「CB400SF」だけが廃盤を逃れた車両になったんですよね。

これにはホンダの戦略があって「CB400SF」は「ロングセラーモデルの継続」という使命を帯びることになります。

ホンダとしては、名誉のためにどうしても継続する車両を1台残したかったんですね。

そのため「CB400SF HYPER VTEC Revo」 (NC42)というインシェクション化されたものとして、

現在でも販売が続けられています。

しかし販売台数の激減に伴い、コストパフォーマンスの弱い「CB400SF」はフラッグシップモデルともなると、

新車価格が100万円を超えるものになっています。

兄貴分にあたる大型車両「CB1300SF」とも、たった20万円ほどの違いです。

確かに高品質なバイクですが、ここまで高くなるとなかなかコンスタントに売れるバイクではありません。

しかしホンダとしては何としても「CB400SF」の存在を継続し、

ホンダとしてのロングセラーモデルを確保しておく必要がります。

何と言っても業界第一位ですからね。(笑)

ホンダにとって「CB400SF」の存在意義はまさにそこにあります。

バイクが売れない時代にあって衰退が著しいラインナップから、

昔から変わらないバイクの存在は重要です。

状況はどうであれ「CB400SF」は売り続ける!

ある意味、ホンダの意地を感じますね!(笑)









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