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宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

農業大学校生,33日間の農家研修を無事に終了

2019年10月15日 15時44分02秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 宮城県農業大学校生(農大生)が農家で実践的な研修を受ける「先進農業体験学習」が10月11日で終了し,石巻農業改良普及センターで終了式が開催されました。

 終了式には,石巻普及センター管内で研修を受けていた農大生の1年生9人が参加しました。
 9月9日から33日間を無事駆け抜けた農大生は「農作業だけでなく普段の会話や生活もよく分かった。」「培地の準備やパイプの埋設など,新しい栽培方式を導入するときの下地の大切さを実感できた」といった感想を述べ,一回り成長した姿を見せました。
 研修先からも「自発的に作業を見つけて取り組んでくれて助かった」「近所に,先輩など相談できる人がたくさんできたので,財産にしてほしい」と温かい労いの言葉が掛けられました。

 また,有限会社アグリードなるせと株式会社イグナルファームは,先進農業体験研修への協力が5年目となり,県から感謝状が贈呈されました。

 普及センターでは,これからも,就農を目指す若者の確保と定着,育成に力を入れてまいります。

 

<連絡先>

 宮城県石巻農業改良普及センター  地域農業班

 TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999 

 


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「ふさすぐり」の加工・ブランディング指導会を開催しました!

2019年10月13日 16時02分10秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

7月12日(金),8月21日(水),9月18日(水)の計3回に渡り,栗原市花山地区のコミュニティセンター(石楠花センター)でふさすぐり生産者・関係機関を対象とした指導会を開催しました。
 この指導会は,中山間地域である花山地区でおよそ30年前から栽培されてきた「ふさすぐり」を中心に商品開発やブランディングについて学ぶとともに,生産者・関係機関の意見交換を目的として開催しました。
 全3回の指導会を通して,6次産業化プランナーの (株)アサーティブ&シーエス 代表 櫻井真理子氏を講師に,販売戦略のポイントやブランディングのコツ等を,事例を交えて助言いただき,当普及センターからはふさすぐりの栽培状況の確認や栽培・管理方法のおさらいを行いました。また,意見交換では生産者から加工・販売の状況やこれまでの栽培の経緯を伺った他,「管理方法を教えて欲しい」,「生産物の窓口となる組織が欲しい」,「ふさすぐりを新植したい」といった意見があり,生産面の更なる底上げが必要であることを再確認しました。併せて,地区内の現地視察を通してふさすぐりのみならずブルーベリーや苔等他の地域資源の存在についても確認できました。
 今後は,ふさすぐりのせん定講習会や苗木の定植支援等を通じて生産面の強化を後押しするとともに,より広い視野で他品目についても活用の可能性を検討し,中山間地域の振興に向けて支援していきます。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0228-22-9437       FAX:0228-22-5795・6144

 


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県境3普及センター情報交換会が開催されました

2019年10月11日 15時47分36秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 岩手・宮城県境で隣接する一関,大船渡,気仙沼の農業改良普及センターが,各地域における重点課題等について話し合う「県境3普及センター情報交換会」が,10月3日に岩手県陸前高田市を会場に開催されました。
 第1部の情報交換では,被災地の復興モデルとなる園芸経営体の育成支援や新規就農者の確保・育成に関する支援について,熱心な意見交換が行われ,第2部の現地視察では,JAが99%出資するかたちで設立された農業法人の大規模園芸施設や,約90haの農地を耕作する農業法人の取組について視察することができました。
 参加者からは,近隣の普及センターの重点課題について話を聞くことができ,また,普及活動の現場を見ることができて非常に良い刺激になったとの声が聞かれました。

<連絡先>
 宮城県気仙沼農業改良普及センター      地域農業班
 TEL:0226-25-8068   FAX:0226-22-1606

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JA仙台根白石花卉生産組合 土づくり研修会が開催されました

2019年10月11日 11時09分23秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

  令和元年9月12日に,JA仙台根白石花卉生産組合の土づくり研修会が開催され,組合員5名が参加しました。
  普及センター花き担当から,まず,土壌の構成と生産ほ場の土壌タイプについて解説し,土づくりを目的とした有機物投入の必要性を説明しました。
 続いて,事前に組合員のほ場から土壌採取し,普及センターで分析を行った土壌診断結果を基に,各ほ場の土壌養分の傾向と施肥必要量について説明し,今後の土壌管理について講義しました。
   研修後,組合員からは「分析数値の見方について学ぶことができたので,次作の施肥設計に活かしたい。」と感想が出されました。

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8374
FAX:022-275-0296
E-mail sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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栗原農業士会員が互いの経営を学び合う視察研修会が開催されました

2019年10月08日 16時20分35秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援


 令和元年9月13日(金)に,栗原農業士会(会長:大場照彦,会員21人)による令和元年度栗原農業士会経営状況相互視察研修会が開催されました。
 本研修会は,会員の農業経営発展に役立てるため,お互いの経営状況を視察し合うもので,今回は一迫・花山地区の指導農業士・青年農業士3戸を訪問しました。
 当日は,栗原市内の農家で先進農業体験学習中の宮城県農業大学校の学生や農業士OB,関係機関職員も参加し,農業士の経営状況や今後の営農展望について視察しました。
 はじめに,青年農業士の白鳥拓也氏を訪問し,マム(西洋菊)の栽培や出荷状況,水稲採種,近隣大豆生産者の元でのオペレータ業務等についてお話を伺いました。現状では各部門とも現状維持か拡大傾向にあるとのことで,今後の展開に頭を悩ませているとのことでした。
 次に,青年農業士の千葉大樹氏を訪問し,就農時からの肉用牛繁殖経営拡大の経過や低コスト牛舎での飼養の状況等を視察しました。近年は,クマが牛舎内に侵入することもあったとのことで,新たに導入した大型犬が効果的とのことでした。
 最後に,指導農業士の白鳥正文氏(有限会社川口グリーンセンター)を訪問し,新規導入したライスセンターとスプレー菊ハウスを視察しました。水田農業部門については,地域の水稲農家と組織した金田地区連携協定や米粉用米による転作とその米粉を使った米粉パン事業の状況,JGAP取得の経緯等について,園芸部門については,スプレー菊とストックの取組について,それぞれ丁寧に紹介していただき,地域を元気にしていく法人経営について学習しました。
 研修会終了後は,有限会社川口グリーンセンターの敷地内で情報交換会が開催(4Hクラブの農大研修生激励会と併催)され,農業士OBや4Hクラブ員,農大生と一緒に地域や世代,作目の違いを越えて栗原の農業について語り合う有意義な交流が行われました。





<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0228-22-9437 FAX:0228-22-6144








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みやぎ農業未来塾と登米市農業士会経営向上研修会の開催

2019年10月08日 11時41分17秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 令和元年9月12日(木)に,農業士の先進的な経営を視察し,農大生の学習に役立てるため,先進農業体験学習中の農業大学校生対象の「みやぎ農業未来塾先進的農業経営体視察研修会」と「登米市農業士会経営向上研修会」を開催しました。

 視察研修では,青年農業士の千葉昭広氏(迫)の水稲と施設花きの複合経営,指導農業士の千葉啓氏(迫)の肉用牛の大規模一貫経営,青年農業士の只野利弥氏(中田)の土地利用型農業の法人経営,元指導農業士の伊藤秀雄氏(迫)の(有)伊豆沼農産の事業展開について研修を行いました。

 研修終了後は,(有)伊豆沼農産にて,夕食を囲みながら「農業士と金のたまご達と語り合う夕べ」を開催し,農業士や農大生,4Hクラブ員等総勢28人の参加があったほか,今回は伊豆沼農産に研修に来ていた明治大学農学部の学生ら10名の特別参加もあり盛大に情報交換や交流が図られました。農大生も優れた経営者の話を聞くことができ,お互い学習意欲,就農意欲を高め合う研修となりました。

 

<連絡先>

宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522


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「南三陸米」新米出発式が開催されました

2019年10月08日 10時18分24秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

  令和元年産「南三陸米」新米出発式が令和元年9月27日,気仙沼市の気仙沼米穀商業協同組合階上精米センターで開催されました。

   南三陸米は,JA新みやぎ南三陸地区本部管内(気仙沼市,南三陸町,登米市津山町)で生産された「ひとめぼれ」で生産履歴が明らかな1等米です。

   はじめに,南三陸米の新米で作ったおにぎりを出席者全員で試食しました。テープカットの後,気仙沼市で生産された新米の南三陸米を積んだトラックが気仙沼市と南三陸町の米穀店やスーパーマーケットに向けて出発しました。今年は猛暑や天候不良等もあり,品質の低下が心配されていますが,今回の出発式に先立って行われた米検査では,全量が1等米となり,品質の良い新米ができました。 

 

<連絡先>  宮城県気仙沼農業改良普及センター      先進技術班 

  TEL:0226-25-8069    FAX:0226-22-1606


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清流「蔵の華」廿一会の刈取適期講習会が開催されました

2019年10月08日 10時13分59秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 令和元年9月19日に,清流「蔵の華」廿一会(にじゅういちかい)の刈取適期講習会が開催されました。清流「蔵の華」廿一会では,気仙沼市新月地区において酒米品種「蔵の華」の生産に取り組んでおり,気仙沼市内の2つの蔵元に生産した「蔵の華」を全量出荷しています。  

   講習会では,会員全員のほ場を巡回し,稲の生育状況の確認と刈取時期の判定を行いました。稲の生育は良好であり,9月下旬頃に稲刈りが行われます。

  出席した会員からは,「蔵元の期待も大きいので,収穫・調製作業をしっかりしていきたい」との声が聞かれました。

 

<連絡先>  宮城県気仙沼農業改良普及センター     

 先進技術班   TEL:0226-25-8069   FAX:0226-22-1606          


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米づくり推進気仙沼地方本部現地指導部会を開催しました

2019年10月08日 10時10分46秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 稲刈り前の水稲生育調査ほ等の生育状況の確認や刈取時期の検討を行うため,令和元年9月12日,米づくり推進本部気仙沼地方本部現地指導部会を開催しました。

  気仙沼農業改良普及センターでは,気仙沼市本吉町内に水稲生育調査ほ,直播展示ほ,だて正夢展示ほの3つの展示ほを設置しています。生育調査ほ等の調査結果は,普及センター発行の稲作情報に掲載されており,管内の水稲栽培管理のための情報として活用されています。

  検討会には,JA,市町等の関係機関職員やだて正夢生産者が出席しました。ほ場により移植時期や出穂時期が異なりますが,早いほ場では刈取始期を迎えており,関係機関が協力し,適期刈取の呼びかけを行うことを確認しました。

 <連絡先>  宮城県気仙沼農業改良普及センター

      先進技術班   TEL:0226-25-8069   FAX:0226-22-1606


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「食味日本一」のササニシキ復活に向けて「畦かえる新米試食会」開催

2019年10月07日 10時56分11秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

【ササプロ代表挨拶】

 白石市では平成元年に食味日本一となった「白石市産ササニシキ」の復活を目指し,平成28年度から「食味日本一の『しろいし米』復活プロジェクト」(以下「ササプロ」)(代表 村上 贇氏)に取り組んでいます。

 現在,収穫の真っ最中ですが,10月3日(木)に白石市小原温泉「ホテルいづみや」を会場に「令和元年宮城白石産ササニシキ畦かえる新米試食会」が開催されました。

 試食会には市内の飲食店,旅館や取引先,関係者,一般招待者等約50名が参加しました。

 今年の水稲生育は,6月中下旬の「中干し時期の降雨」や7月中旬の幼穂ができる時期の「低温・日照不足」,出穂後8月の「登熟期間の高温」等,栽培する上で厳しい気象条件もありましたが,ササプロに取り組んでいるメンバーのきめ細かな栽培管理により高品質の「ササニシキ」が収穫されています。

 試食では,炊きたての「ササニシキ」が参加者に振る舞われ,会場からは「香りも良く,大変おいしい」との声が多数聞かれました。

 「畦かえるササニシキ」の新米については白石市の「おもしろいし市場」で販売されているほか,ササプロのホームページ(https://aze-kaeru.com/reservation/)からも注文できます。

 おいしい「ササニシキ」を是非ご賞味ください。

【やはり「ササニシキ」は美味い】

【ずらり並んだ「ササニシキ」】 

 〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第一班

     TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138


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