大崎普及センター管内には4つの水稲種子生産組織があり,県内で必要な水稲種子の約6割を生産しています。
収穫・調製作業を経て,製品となった種籾は,種子審査員による厳密な生産物審査が行われます。異品種種子等の混入有無の調査や発芽試験を行い,基準を満たしたものが「合格」と判定され,翌年の種子として流通します。10月は生産物審査のピークを迎えており,発芽試験のシャーレが恒温器いっぱいに並べられています。
高品質種子が安定して水稲生産者に届けられるよう,普及センターでは引き続き水稲種子生産者の支援と審査業務を行ってまいります。
<連絡先> 宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0229-91-0726 FAX:0229-23-0910