近年、大豆栽培においても除草剤が効きにくい雑草が発生し、県内各地で問題となっています。
30℃を大きく超える気温の中、7月7日にJA全農及びJAみやぎ登米主催の大豆難防除雑草対策実証ほ場見学会が登米市豊里地区で開催され、栽培者及び関係機関から約50名が出席しました。
実証ほは、耕起前と播種前に除草剤を散布し、2回目の散布直後に耕起して播種するという体系で、アサガオを対象としています。生産者からは「春の低温でアサガオの発生が遅く、一回目の除草剤散布の判断が難しかった。」という説明がありました。
ほ場の見学では、実証ほは他のほ場より明らかにアサガオの発生が少なく、展示ほの除草効果が感じられました。除草に関する意見交換も積極的に行われており、参加者の関心の高さが伺えました。
普及センターでは、今後も登米市内の大豆生産について支援を行ってまいります。
<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
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