宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

第2回被災農地等の土づくり推進プロジェクト現地調査を開催しました

2016年09月29日 10時41分24秒 | 東日本大震災からの復興に関する支援
 平成28年9月7日に気仙沼・本吉地域農林業振興推進協議会の第2回被災農地等の土づくり推進プロジェクトチームによる現地調査を実施しました。
 本チームは,県やJA,市町村などの関係機関によって構成される気仙沼・本吉地域農林業振興推進協議会の中で,震災後の被災水田等の復旧にあたり,客土や砂質土壌により肥沃度が低下した農地に対する技術対策を中心に検討しています。
 現地調査では,南三陸町でねぎの排水対策を比較するために設置した試験ほ場を訪れ,排水対策の違いによるねぎの生育状況を確認しました。本年は8月から度重なる台風の通過や前線の影響で降水量が多く,ねぎ栽培にとっては厳しい状況となっています。それでも排水対策の違いがねぎの生育差となって現れており,参加したチーム員で有効な排水対策について意見交換することができました。
 試験ほ場では収穫まで継続的に調査を行い,排水対策の効果を実証し,安定生産に向けた支援を行ってまいります。



<連絡先>
宮城県本吉農業改良普及センター 先進技術班
〒988-0341 宮城県気仙沼市本吉町津谷桜子20-2
電話:0226-29-6041 FAX:0226-42-1672
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