令和元年6月25日にJA仙台主催の「ゆみあずさ」現地検討会が開催されました。「ゆみあずさ」は,5年ほど前から県内で作付けされている多収品種で,中食・外食の需要拡大に応じて作付が拡大しています。JA仙台管内は県内で最も「ゆみあずさ」が作付けされている地域で,約100ha作付されています。今年度は,JA仙台の営農指導員によって生育調査が実施されております。 現地検討会には,六郷・七郷地区の生産者を中心に約30名が参加しました。普及センターからJA仙台が実施した「ゆみあずさ」の生育調査結果について説明し,全農みやぎの指導員からは「ゆみあずさ」の栽培管理について説明されました。参加者からは,基肥窒素量や追肥についての質問が多くあがり,多収品種における肥培管理への関心の高さがうかがえました。 目標の反収720kgを達成するためには,基肥と追肥の総窒素量で10kg程度施用することや,一発型肥料を使用していても必要に応じて適正な追肥を実施することが推奨されました。 普及センターでは,「ゆみあずさ」における目標収量確保に向け追肥判断を支援していきます。
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