令和3年7月14日と15日の2日間,JAみやぎ亘理が主催する水稲あぜ道講習会が開催され,57名(内だて正夢生産者8名)の生産者が参加しました。1日当たり3か所の計6か所の会場を回り,水稲の生育状況,幼穂形成期における倒伏診断,今後の管理のポイントとして,効果的な追肥,気象情報に基づく低温・高温時の水管理,いもち病,紋枯病,斑点米カメムシを中心とした病害虫防除対策の説明や,新品種「だて正夢」,「金のいぶき」の作付拡大に向けた啓蒙活動を行いました。
新型コロナウイルス感染拡大の防止策として,マスク着用,人との距離を十分取りながら説明を行いました。
参加者からは「近年増加傾向にある紋枯病の箱施用剤の効果」や「パイプラインからのオモダカ増加に悩まされている」とか,「長雨によるいもち病を心配している」といった質問や意見が出されました。
令和3年産米の品質向上に向け,普及センターでは引き続き支援していきます。
<連絡先>
宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143