宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

トマト病害虫及び高温対策研修会を開催!

2024年08月06日 13時15分52秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和6年7月30日(火)にJAいしのまき情報センターにて、JAいしのまきと石巻農業改良普及センターの共催で、トマト病害虫及び高温対策研修会を開催しました。生産者や関係機関など22人が参加しました。

 研修では、農業・園芸総合研究所の研究員を講師に、トマト黄化葉巻ウイルスを媒介するタバココナジラミの特徴や、「入れない」「増やさない」「持ち出さない」といった防除対策の基本などを学びました。

 また、普及センターからは夏期の高温による着果不良対策の一つとして、農業・園芸総合研究所での試験結果に基づくホルモン処理の最適な開花ステージやホルモン処理時のジベレリンの加用による着果率の向上について講義を行いました。

 今後も、トマトの安定生産に向けて関係機関一体となって支援していきます!

<連絡先>

 宮城県石巻農業改良普及センター TEL0225-95-1435 FAX0225-95-2999


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管内各地区で大豆栽培現地検討会が開催されました

2024年08月06日 10時32分10秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 美里管内は大豆栽培が盛んな地域で、約1,800ha作付けされ、収量・品質ともに高いレベルを誇ります。

今年度は播種時期に晴天が続いたことから作業が順調に進みましたが、一方でほ場の乾燥が進み、大豆の出芽が不ぞろいになってしまったほ場も見られました。

このような中、JA新みやぎは、「大豆の生育を生産者相互で確認し、今後の作業に活かしていこう」という考えから、管内各地区で大豆栽培現地検討会を開催しました。

検討会では、生産者と共に現地ほ場を巡回して、大豆の生育を確認するとともに、現在の生育ステージにおける栽培管理のポイントを普及センターから説明しました。

今年度は播種時の乾燥などで砕土率が上がりにくく、播種深の調整に例年以上に気を使ったようです。出芽後の気温が高いことから生育スピードが速く、5月下旬播種のほ場では既に開花が始まっていました。また、各地とも大豆の葉を食害するチョウ目害虫の発生が確認され、検討会では追加防除を検討する方や、既に防除を実施したという方もいました。

普及センターでは、市町村及びJAと一体となって各種調査や検討会を通じて大豆の収量や品質向上に向けた活動を継続していきます。

<連絡先>

  美里農業改良普及センター  先進技術班    TEL 0229-32-3115、FAX 0229-32-2225

 


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アグリレディーズネットとめの学習会を開催しました。

2024年08月06日 10時28分29秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 令和6年7月30日(火)、美里町の菜園レストラン「野の風」において、アグリレディーズネットとめの学習会を開催し、女性農業者7名が参加しました。

 この学習会は、登米市内の女性農業者に担い手として力を発揮していただき、農業政策に女性の声が反映されるようにするために、「学び、交流し、お互いを高めあうこと」を目的に開催したものです。

 登米市では、農業委員が24名中4名、JAみやぎ登米の理事は12名中2名が女性で、目標の3割には達していません。

 そこで、今回の学習会では、平成28年度女性の活躍の部最優秀賞、第55回農林水産祭内閣総理大臣賞を受賞された伊藤惠子氏を講師に、女性の経営参画と地域活性化に積極的に取り組む姿を学びました。

 参加者7名の内、2名が20歳代、2名が30~40歳代と若い女性農業者が参加してくれたことや、講師の実体験に基づいたアグリビジネスへの取り組み、役割分担に基づく法人経営の展開、女性の地位向上のための活動など、講演内容が素晴らしかったことから、参加者の評価が高い学習会となりました。

 普及センターでは、今後も男女共同参画に向けた取組について支援を行ってまいります。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522


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登米地区農村生活研究グループ連絡協議会グループ員研修会を開催しました。

2024年08月06日 10時23分08秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

 令和6年7月29日、登米合同庁舎5階会議室で、登米地区農村生活研究グループ連絡協議会員を対象としたグループ員研修会「家庭で余った野菜等の活用法」を開催し、女性農業者8人が参加しました。

 この研修会は、会員相互の交流と資質向上を図ることを目的として開催したもので、令和6年度の会員数は28人となっています。

 毎年、コンニャクを会員の共通テーマに研修会を開催してきましたが、今年度は、役員会において会員が自宅で生産している野菜等が必ず余るので、これを保存・加工などして活用していきたいと、意見が出され、元普及指導員で登米市在住の佐藤氏に講師を依頼しました。

 研修会では、参加した会員全員から、それぞれの保存や加工方法などを発表してもらい、講師にアドバイスをいただき、充実した研修会となりました。  

 普及センターでは、今後も女性農業者の活動を支援してまいります。

 

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522


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