宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

「ふくひびき」栽培講習会に参加しました

2024年08月02日 15時17分30秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 大河原管内では、約1,000haの水田で飼料用米が作付けされており、多収品種「ふくひびき」の割合が半分程となっています。

 7月16日に『多収穫米「ヤマタネ萌えみのり」「ふくひびき」栽培講習会』が角田市枝野地区で開催され、当普及センターの職員が今年度の水稲生育状況及び「ふくひびき」の生育ステージの確認と追肥タイミング等について情報提供を行いました。

 講習会では、今年度も高温・多照で推移しており、出穂が令和5年度並に早くなると予測されること、葉耳間長と幼穂長を確認した適切なタイミングの追肥が必要なこと、斑点米カメムシの発生量が多いと予想されるため主食用米では薬剤防除の徹底が必要なこと等を中心に情報提供を行いました。また、「ふくひびき」の種子生産ほ場においては、生産者と共に生育状況を確認し、幼穂を実際に観察することで、出穂時期の予測を行いました。

 普及センターでは、今後も水稲生産者の所得の向上のため、飼料用米の栽培技術等のサポートを図って参ります。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第一班

     TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

令和6年度登米市畜産共進会が開催されました

2024年08月02日 13時59分45秒 | ⑥時代のニーズに対応した農畜産物の安定供給

令和6年7月4日に第17回登米市畜産共進会が、JAみやぎ登米南方農畜産物集出荷場で開催されました。登米市は肉用牛の生産が盛んな地域で、これまで宮城県総合畜産共進会において多くの優れた肉用牛が上位入賞を果たしており、この共進会も宮城県総合畜産共進会に向けた重要な前哨戦となります。

 今回の共進会では、肉用牛若雌1区から同父系群までの5区に延べ61頭が出品され、日頃の改良や飼養管理の成果を競い合いました。出品牛は、発育・体積に加え、均称にも優れており、甲乙付け難く、生産農家の日頃の努力が伺えました。

 今回入賞した生産者は、大会長である市長から激励の言葉が贈られ、9月6日(金)~7日(土)に開催される宮城県総合家畜共進会へと臨みます。

 普及センターでは、今後とも関係機関と連携し、優良家畜生産を支援してまいります。

出品された見事な肉用牛

 

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

JAみやぎ登米にら部会現地検討会が開催されました

2024年08月02日 10時58分30秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和6年7月8日に、 JAみやぎ登米にら部会現地検討会が開催され、部会員13名が参加しました。

 現地検討では中田町のにら生産者ほ場を巡回し、生育状況や今後の防除などについて確認しました。普及センターからは、昨年度、夏季の高温乾燥の影響により収量が低下した生産者が多かったことから、品質を落とさないよう病害虫(特にアザミウマ類)の管理や高温に対する技術対策について説明しました。 

 普及センターでは、安定したにら生産ができるよう継続して支援していきます。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

仙台市内で加工用ばれいしょが収穫期を迎え、掘り取りが始まりました!

2024年08月02日 09時30分51秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 

 仙台市内の加工用ばれいしょの収穫作業が7月16日から始まりました、今年は天候に恵まれ、昨年より9日早い収穫開始となりました。収穫を行ったのは、農事組合法人福鶴ファームで、令和4年から転作作物の一つとして栽培に取り組み、年々作付面積を拡大し、今年は6.1haで栽培しています。生産者は、昨年導入した収穫機械に乗車して、丁寧に選別作業を行っています。収穫したばれいしょは、鉄のコンテナに入れて、契約先のカルビーポテト株式会社へ出荷されます。

 法人の担当者は、「これまでの栽培経験に加え、排水対策や病害虫防除等を徹底したことで、過去最高の収穫量が見込める」と話していました。来年はさらに面積を増やし、10haを目指すと意気込んでいました。

 普及センターでは、水田を活用した露地野菜等の導入を支援し、経営安定化に向けた取組を支援していきます。

〈連絡先〉

宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班

〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号

TEL:022-275-8374

FAX:022-275-0296

E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする