宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

いちご勉強会が開催されました

2024年08月08日 09時42分33秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和6年7月19 日、気仙沼市階上地区でJA新みやぎ南三陸統括営農センター主催のいちご勉強会が開催され、生産者、関係機関等13人が参加しました。

 始めに参加者全員で、各生産者の育苗ハウスを巡回し、育苗状況を確認しながら高温対策について情報・意見交換をしました。

 現地巡回後、座学による勉強会が開催され、普及センターからは令和5年に多発したホコリダ二類の防除について、農業・園芸総合研究所からは他産地の栽培状況、高温期の管理方法について説明がありました。

 参加者からは、ホコリダニ類の農薬の効果やパイプハウスの効果的な換気方法について質問があり、活発な意見交換が行われ、有意義な勉強会になりました。

 今後も、関係機関と協力しながら、気仙沼いちごの品質・収量向上に向け、栽培管理、病害虫防除の巡回指導を行っていきます。

 

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班 TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大谷いも栽培講習会が開催されました

2024年08月08日 09時40分06秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和6年6月28日、気仙沼市大谷公民館にて「大谷(おおや)いも生産者の会」の栽培講習会が開催され、講師として参加しました。普及センターからは「そうか病」の防除のほか、土壌改良方法や緑肥作物の効果について説明しました。 

 参加した生産者からは、種いもの消毒方法や栽培管理についての質問が多く出され、関心の高さが伺われました。

 大谷いもは、戦後の東京市場で“日本一”と称されたとの新聞記録が残っており、道の駅大谷海岸の生産者が復活に取り組んでいます。栽培では、定置網に付着した海藻やワカメの下葉、メカブの茎など捨てられる部分を肥料として活用しているのが特徴です。

 7月上旬から9月上旬まで道の駅大谷海岸で販売されていますので、是非一度御賞味ください。

 

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班 TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アグリテックアドバイザー派遣研修会を開催しました

2024年08月08日 09時38分08秒 | ③先端技術等の推進・普及による経営効率化・省力化

 令和6年6月18日、気仙沼市の農業法人1社を対象に、普及センター主催のアグリテック研修会を開催しました。

 ヤンマーアグリジャパン㈱からアドバイザーをお迎えし、農作業機械で利用される自動操舵システムの機種、性能、価格の説明と規模や使用目的に応じた機種選定方法等について講義してもらい、その後、具体的な意見交換が行われ、参加者は導入に向けたイメージが整理されたようでした。

 県では、アドバイザー派遣のほか、トラクタや田植え機の自動操舵システムを始めとしたアグリテックの推進のため、農業用ドローン等にも活用可能なRTK-GNSS基地局のサービスを昨年度から提供していますので、御活用ください。

 

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班 TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする