平成28年11月2日,JAいしのまきセリ部会の現地検討会が開催されました。宮城県は,セリの生産量が日本で一番多く,石巻市河北地区は名取市に次ぐ産地となっています。
現地検討会には部会員14名が参加し,各ほ場を巡回しながら栽培管理,病害虫管理について検討を行いました。やや生育ムラが見られるほ場はありましたが,全体的に生育は順調で,年末の需要期に向けて参加者達は積極的に意見交換をしていました。
また,河北地区では,近年カモだけでなくニホンジカによる被害も見られることから,網を使った柵や,動きを検知し音を出す装置,案山子など生産者ごとにさまざまな工夫が見られました。
寒さが本格的にやってくるこれからの季節は,セリも旬を迎えます。生産者が丹精込めて育てたセリの香りと食感をお楽しみください。
<連絡先>
宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第2班
TEL:0225-95-1435 FAX:0225-95-2999