
普及センターでは,11月2日と11月8日,大豆の指定種子生産ほの第二期ほ場審査(成熟期)を実施しました。本年度は,JA仙台管内の下荒井生産組合と根白石地区生産組合が,仙台市内の合計536aの転作田で,「ミヤギシロメ」の採種を行っています。
審査は,種子審査員の資格を持つ普及センター職員が行うことになっており,種子生産者は,2回の「ほ場審査」と「生産物審査」を受けなくてはなりません。 審査内容には,「異種,異品種及び異種類の農作物(異株)が含まれないこと」や「種子伝染性病害が含まれないこと」などの厳しい基準があり,指定種子生産者は,一般栽培より,格段に手間暇をかけた管理が求められます。
審査の結果,全てのほ場が「合格」と判定されました。両組織の採種ほ場は,周到な管理により,契約数量を上回る収穫量が見込まれます。
〈連絡先〉
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