宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

第11回全国和牛能力共進会宮城大会出品壮行会が盛大に執り行われました。

2017年08月23日 18時33分31秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 和牛の祭典「第11回全国和牛能力共進会宮城大会(全共)」の出品牛として栗原地域から選抜された牛の飼養者の壮行会が,8月18日に栗原市内のホテルで開催されました。
 栗原地域で黒毛和種の育種改良に取り組み,「茂洋美(しげひろみ)」や「勝忠久(かつただひさ)」,「洋糸波(ひろいとなみ)」などの宮城県基幹種雄牛を造成した実績をもつ栗原和牛育種組合(組合長:菅原三郎さん)が主催し,9月7日から本番を迎える「全共」に向けて飼養管理や調教等に全勢力を傾けてきた出品者たちに対して,栗原市長はじめ多くの関係者から日本一獲得に向けたエールが送られました。
 栗原地域からは出品区分第2区,第3区並びに第5区に計6頭が選出されており,いずれも上位入賞が期待されています。また,6名の出品者の方々は,大舞台に向けて日々,牛の最終仕上げに余念無く取り組んできています。
 壮行会に先立って神前で執り行われた「安全並びに必勝祈願」の神事では、出品者の方々が日本一獲得に向けて改めて意を決していました。

出品者の方々

<連絡先>
 宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班
 TEL:0228-22-9437  FAX:0228-22-6144


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牛群検定普及推進協議会作業部会による巡回指導を行いました。

2017年08月23日 18時24分59秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

<牛舎内で指導の様子>

  平成29年7月31日(月)に栗原市金成および花山で,牛群検定普及推進協議会作業部会による巡回指導を実施しました。今回の巡回指導には,対象農家,畜産協会,NOSAI等の合計8名が参加しました。

牛群検定とは,検定実施農家が飼養している経産牛について,乳量・乳成分・繁殖記録等のデータを毎月1回,牛毎に記録し,「検定成績表」として農家にフィードバックすることです。農家では,飼料給与の改善・搾乳衛生管理・繁殖管理・遺伝的改良といった生産全般にわたるチェックを行い,経営改善に役立てています。

県内の酪農農家は500~600戸(平成29年度4月)ですが,そのうち牛群検定実施農家は82戸と少なく,宮城県では,宮城県牛群検定普及推進協議会を設置して,JA等の関係機関と連携して牛群検定を推進しています。

 巡回指導では,対象農家の牛舎で,粗飼料の給餌量および分娩前後の飼養管理が適切かどうかの改善指導を行いました。また,これからの時期は暑くなるため,ウォーターカップの吐出量が適正なのかどうか確認しました。

 対象農家の方は,多数の関係機関から様々な意見をもらうことは貴重な体験であり,今回の巡回指導で出た意見を元に,よりよい飼養管理,繁殖管理ができるようにしたいと語っていました。

<連絡先>

宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班    

TEL:0228-22-9437       FAX:0228-22-6144


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