宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

宮城大学食産業学部で普及活動の特別講義を実施

2017年08月01日 16時18分41秒 | 東日本大震災からの復興に関する支援

 平成29年7月11日に宮城大学食産業学部(太白キャンパス)において,仙台農業改良普及センターが実施しているプロジェクト活動の取組について4年生45名を対象に特別講義を行ないました。
 この講義は,当普及センターの普及活動検討委員である同大学の川島准教授からの依頼で昨年度から実施しているもので,課題名「集落営農100ha法人の鉄人化計画の推進」について(農)井土生産組合への支援を通して普及センター業務の説明と大震災からの復旧復興の支援とその経過の講義をしました。
 学生からは「普及センターの存在を初めて知りました。」「普及活動の指導対象はどのように決めるのですか?」という意見質問とともに,同席された井土生産組合の鈴木組合長には「御社の採用面接はいつから実施するのですか?」などの嬉しい質問も飛び出し終始質問攻めの講義になりました。
 昨年度はこの講義を契機として,組合が学生の卒業論文やインターンシップの対象になったことから,今回も非常に活発な交流に発展することが期待されます。

〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8410
  FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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複式簿記で経営改善を目指す畜産農家グループ

2017年08月01日 15時46分43秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 毎月1回,農作業と家事をやりくりしながら白石市三住転作研修センターに集まり,簿記記帳を20年以上続けている畜産農家の女性グループがあります。

 最近は世代交代が進み,お嫁さんも参加しています。お母さん世代の方々から複式簿記の仕訳入力方法に加え,子育てや牛の管理等,多くのことについて和気あいあいと教えてもらっています。

 今回は,いままでの複式簿記記帳データを基に,過去5年分をグラフ化などし,経営内容を振り返りました。過去にさかのぼって経営を見直したことにより,今後の収益性の改善への取り組みを考えるきっかけになったとの感想がありました。


 経営の振り返り

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第一班
      TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138


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