宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

根白石果樹生産組合 現地検討会が開催されました

2017年08月03日 17時05分26秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

仙台市西部でりんごを生産している根白石果樹生産組合では,7月27日に普及センター職員を講師に現地検討会を開催しました。当日は参加者7人のほ場を全員で巡回しながら,各々の管理状況や病害虫の発生状況の確認を行いました。
 普及センターからは,これまでの生育状況やこれからの病害虫防除等について説明を行いました。
 今年は開花期間中の好天により十分な結実量が確保されており,果実肥大も良好となっています。今後も適切な防除や管理をすることで,秋にはおいしいりんごの収穫が期待できそうです。

〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8410
  FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.lg.jp

 


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醸造用ぶどうの産地発展と県産ワインのブランド化を目指して!

2017年08月03日 17時02分38秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

東日本大震災により宮城県内で唯一あったワイナリーは消滅しましたが,平成27年12月に復活の記念すべき第1号ワイナリーとして(株)仙台秋保醸造所が創業開始しました。その後,(株)仙台秋保醸造所を中心に県内各地でワイナリーの創業や醸造用ぶどうの栽培が広がっています。
 こうした気運の中,国内の産地間競争等に対応するべく,「新たなみやぎの園芸産地づくり広域連携事業」を活用し,平成28年度に「宮城県ワイン産地形成広域連携協議会」が設立されました。本協議会は,生産分野として,(株)仙台秋保醸造所(仙台市),(株)AL FIORE(川崎町),流通分野として,グレープ・サウンズ(株)(多賀城市),行政分野として,宮城県農業・園芸総合研究所,宮城県大河原地方振興事務所農業振興部,宮城県仙台農業改良普及センターなど多様な機関によって構成されています。
 平成29年7月18日に(株)仙台秋保醸造所を会場に「第1回宮城県ワイン産地形成広域連携協議会 総会」が開催され,昨年度の事業報告や収支決算,本年度の事業計画や収支予算などが検討されました。そして本年度は,年12回程度の国内研修(栽培から醸造まで),ワイナリーの施設整備や新品種の試験栽培などに取り組んでいくこととなりました。「宮城県ワイン産地形成広域連携協議会」では,こうした取組を経て,ぶどう栽培技術の確立,産地づくりを図るとともに,県産ワインのブランド化を目指していきます。

〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8410
  FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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宮城米”特A奪還”キャラバン現地研修会を開催

2017年08月03日 16時56分29秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

7月13日,宮城県仙台地方米づくり本部主催の宮城米「特A奪還」キャラバン現地研修会が県農業・園芸総合研究所で開催され,生産者や農協職員など40名が参加しました。県仙台地方振興事務所の守屋農業振興部長の挨拶に続いて,県農産園芸環境課から平成29年産”食味レベルアップ”対策の取組について,県古川農業試験場から食味向上のための基本技術について説明がありました。普及センターからは水稲生育調査結果や出穂予測等について説明を行いました。また,室内研修終了後に水田に移動し,新品種「だて正夢」の栽培展示ほにおいて,生育状況や今後の管理について現地研修を行いました。
 玄米品質と食味の向上のため,穂揃期の葉色の維持が重要なポイントの一つになっています。管内の水稲は幼穂形成期に達し,葉色が急激に低下してきたことから,減数分裂期の葉色に応じて追肥(穂肥)を実施するよう強く呼びかけました。
 普及センターでは,ひとめぼれ「特A」奪還に向けて,今後も”食味レベルアップ”重点技術対策に関する情報の発信に努めてまいります。

   

〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8410
  FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp


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JAあさひなねぎ部会現地検討会が開催されました

2017年08月03日 16時41分00秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

平成29年7月21日にJAあさひなねぎ部会の現地検討会・講演会が開催され,新規会員も含め約60名が参加しました。
 講演では,北海道から札幌ホクレン青果株式会社の菊地専務をお招きし「曲がりねぎへの熱い思い」と題して講演がありました。曲がりねぎはその甘味に定評があり,札幌市内大手量販店を中心にかなり高いシェアで販売されています。特にねぎのバターソテーはおかずとして定着する勢いで,ねぎ=薬味という概念を変えた主役になれるねぎに成長しているとのことで,今後はさらに生産出荷体制を充実させ,増量出荷をお願いしたい旨の話がありました。
 普及センターからは,これからの栽培管理のポイントについて,土寄せや施肥管理,雑草対策及び病害虫対策について説明を行いました。また,JAと協力して実施している品種比較試験の概要を説明し,実際の現地ほ場で生育状況を確認しました。今回は,市場と生産者の情報交換の場となり,信頼関係を深めることができました。普及センターとJAあさひなでは,ねぎの販売額1億円を目指し,これからも連携して取り組んでいきます。

    

〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8410
  FAX:022-275-0296
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JAみやぎ登米りんご生産部会 現地検討会

2017年08月03日 12時10分02秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 去る平成29年7月19日,JAみやぎ登米りんご生産部会会員9名を対象に,りんご現地検討会を開催しました。
    
 今回は,現在の樹の栄養状態を診断(樹相診断)することで,不良な点を見いだし,今後の管理作業の改善策を検討しました。
  樹相診断には様々な手法がありますが,診断に使用する葉色カラーチャートなどを持ち合わせている生産者は多くはありません。そこで,「新梢の測定から見る無袋ふじの樹相診断」を行うため,メジャーを用いて樹相の目安を判断する手法について実習しました。
  主要な園地において実際この手法を用いて計測したところ,樹勢の弱い園地が数件ありましたが,おおむね順調な生育を示していました。
  おおまかではありますが,生産者がいつでも簡易に樹相の目安をつかむことができる手法として,「これであれば自分にもできる」との声が聞かれました。
    
  その後は,本年度春にジョイント栽培を導入した園地も巡回し,生育状況を参加者全員で確認しました。
  ジョイントに使用した結束バンドが樹にくい込む,また保護材と癒合してしまい,無理に剥がすと接合部分も剥がれてしまうなどの不具合もあり,生産者からは「結束バンドよりこれまで接ぎ木に使用していたビニールテープの方がよいのではないか」という意見が出されました。
  今後も生育状況について,折々に確認していく予定です。

<くい込んでしまった結束バンド>

<連絡先>
          宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
          〒987-0511 
          宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
          電 話:0220-22-6127 
          FAX:0220-22-7522


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