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宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

宮城県ころ柿出荷協同組合第60回通常総会が開催される。

2012年06月15日 09時53分29秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

宮城県ころ柿出荷協同組合(組合員75人)の第60回通常総会が平成24年5月25日(金)に同組合会議室(白石市大平)で開催されました。

当日は,来賓として白石市長のほか,丸森町役場,宮城県中小企業団体連合会の担当者,市場関係者及び大河原地方振興事務所長が出席しました。

総会に先立ち,保科理事長からは「第60回と記念の年である平成23年は,安全安心な干し柿生産のため,原料柿を宮城県産のみとしたが,豊作となり,前年対比で出荷量115%,売り上げ133%であった。今年も平成23年と同様の出荷を目指す。」とのあいさつがありました。

普及センターでは,月別技術情報を提供し,病害虫対策や生育状況に応じた栽培管理等について指導を行っています。今後も,原料柿の安定生産,放射性物質対策等の安全安心な干し柿生産,正確な産地情報発信に向けた取り組みを継続していきます。

 

 

 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  先進技術第二班

       TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138


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「みやぎ出前講座」始まりました!

2012年06月15日 09時47分24秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

宮城県では県の施策について県民の理解を深めていただくことを目的に「みやぎ出前講座」を行っており,当普及センターでは「東京電力福島第一原子力発電所事故による放射性物質と仙南地域の農産物」を平成24年度から新規メニューとして紹介しています。この中では,仙南地域で生産される農産物の放射性物質検査の状況と,放射性物質が不検出となる農産物の生産に向けた取組を説明しています。

 これまでに5団体の申し込みがありました。第1回目は5月23日,午後6時50分から蔵王町ふるさと文化会館研修室で実施され,蔵王町在住の30~60代の45名程度が集まり,用意した会場は一杯となり関心の高さが伝わりました。

 普及センターから,パワーポイントで説明した後,質疑応答が行なわれました。質問の内容は生活に関する放射能のことが多く,情報量が多くてもなかなか理解できず,戸惑っている現状がわかりました。放射能と病気の関係,薪風呂等での薪の使用禁止や蔵王町の直売所で販売している農産物の放射能検査はどのようにしているのか?,ベクレルとシーベルトの意味など次々に質問がありました。会の終了後,「これまで疑問に思っていたことがわかりほっとしました」,「きちんとした検査体制があり,安心して仙南の農産物が購入できます」など感想が寄せられました。

 普及センターでは今後もこのような講座等を通じて,仙南地域で生産される農産物の安心・安全への取組について広く紹介していきます。

 

 

 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  先進技術第二班 

       TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138

 


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