mitumine 夢幻庵日記

夢うつつで過ごしている日々、趣味の絵・旅行・写真・ハイキング・読書などを写真を交えて気ままに記しています。

メアリ・H.クラーク 著 「魔が解き放たれる夜に」 安原和見 訳 新潮文庫 を読んだ

2009-04-26 09:51:41 | 読書


23年ぶりに、殺人犯のロブ・ウェスターフィールドが保釈される。
大富豪の息子の彼は、自分の無実を証明しようと謀る。

姉(14歳の時)を殺された調査報道記者のエリー(姉が殺されたときは7歳で、今は30歳)が、この企みを突破して他の殺人事件まで暴く。
そして彼は、113年も刑を勤めないと保釈されないほどの刑期を判決されることになる。

初めから犯人が分かっていること、エリーの一人称で進行することなどが目新しいか。そしてハッピーエンドというのがほっとさせられる。
今までの彼女の著作に比べ、スリラーの味が少ないのが物足りないか。

コメント (1)
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