23年ぶりに、殺人犯のロブ・ウェスターフィールドが保釈される。
大富豪の息子の彼は、自分の無実を証明しようと謀る。
姉(14歳の時)を殺された調査報道記者のエリー(姉が殺されたときは7歳で、今は30歳)が、この企みを突破して他の殺人事件まで暴く。
そして彼は、113年も刑を勤めないと保釈されないほどの刑期を判決されることになる。
初めから犯人が分かっていること、エリーの一人称で進行することなどが目新しいか。そしてハッピーエンドというのがほっとさせられる。
今までの彼女の著作に比べ、スリラーの味が少ないのが物足りないか。
外国作家の本で、人の名とか地名は、直ぐなじめます。誰でもそうだと思います。どうということありません。