今日は何をしようかな?

いつの間にやら13年経ちました。
いろいろ忘れないように、書き留めておきます by nori    

読書φ(..)メモメモ

2014年07月22日 16時41分16秒 | 本のこと
今日は
やっと梅雨明けですが、あんまり暑いのも困っちゃいます

3連休はゲリラ豪雨の予報を信じて、ほとんどで過ごしました。
金曜日に予約していた『小野寺の弟 小野寺の姉』を借りがてら、『ゲッペルスの贈り物(藤岡 真:著)』『白銀ジャック(東野圭吾:著)』『思い出のとき修理します(谷 瑞恵:著)』も借りて読書三昧

『小野寺の弟 小野寺の姉』はホンワカした兄弟の日常が淡々と描かれています。
映画の配役を見ているので、読んでいる間頭の中で、片桐はいりさん(40台の姉)と向井理さん(30台の弟)がそのまま動いてくれました。
お互いいい年ながら、別れてしまった彼女を時々思い出し、新しい恋愛に臆病な弟。
ちょっと気になる人がいながら踏み出せない姉。
この二人、お互いをずっと見ながら生活してきたせいで他人とのかかわり方が下手過ぎて、これからがどうなる事やら。
まあ、そこがこの本の魅力なのでしょう。
『めがね』みたいに癒し系ですが、ちょっと物足りない気がしました。
この本を読んだのは、映画にミッチーが出るからなのですが、原作ではそれほど出ないので映画も同じだと


『ゲッペルスの贈り物』は『藁の盾』に似ていて、全体に荒唐無稽ですが面白く読めました。
歴史ミステリ・暗号ミステリ(ちょっと安易)・叙述ミステリ・ハードボイルド・サスペンス・ロマンス 、いろんな要素が突っ込まれ、かなりハチャメチャです。
出だしは旧ドイツ帝国軍から日本軍が持ち帰った(かも知れない)秘密兵器とは?というスケールの大きなものなのですが、読み終わると『アレッ、そうなの?』という感じ。
ただ、叙述の部分のだまし方は楽しめました。

『白銀ジャック』は期待しすぎたせいか、がっかり。
それなりなのですが、東野さんにしては薄い感じ。

一番当たりだったのは『思い出のとき修理します』
書店で見かけて気になってはいたのですが、買うほどでもないかな~とスルーしていました。
『ビブリア古書堂』』と似たテイスト。
古びた商店街にある『飯田時計屋』の店主と、その向かいにある祖父母のお店『ヘアーサロン由井』に戻ってきた仁科明里。
都会で恋愛にも仕事にも疲れた明里は『思い出の時 修理します』という看板に興味を持ちつつ、まだ、人とかかわる事を厭んでいますが、いつの間にか謎に巻き込まれ・・・
津雲神社の太一が割とキーマンになりそう。
各章毎に小さなミステリーが解き明かされ、過去の傷ついた思い出を「修理」されていくのですが、半分ファンタジーかな。
続編も読んでみたいと思いました。

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