今日は何をしようかな?

いつの間にやら13年経ちました。
いろいろ忘れないように、書き留めておきます by nori    

藁の盾 原作

2013年04月05日 09時17分51秒 | 本のこと
今日も
明日明後日は春の嵐だとか・・・
土日のお天気が悪いと、お出かけもできず辛いです

昨日の試写会情報で『藁の盾』に興味が湧いて、文庫本を買って読みました。

内容(「BOOK」データベースより)

『この男なら殺せる」―犯罪に心が麻痺した日本人に与えられた、公然と人を殺す「動機」。
リストラ、倒産、年間自殺者三万人。
追いつめられた人間が日本中に溢れている。
喰えないヤクザ十万人。急増する外国人犯罪。凶悪化する少年犯罪。我が子を虐待死させる親たち。
そして果てしなく続く警察官犯罪―全ての殺意が一人の男に向けられたとき、五人の警察官の孤独な戦いが始まった!
心の暗部を揺さぶり、良心を持つことの意味を問う、警察小説の枠を超えた緊迫のエンターテインメント。 』

以下、ネタバレもあります↓


ジャンル的にはクライムノベルズに入るのかな?
とにかくアクションが凄くて、三池監督が映像化したら、かなり派手になるのでしょう。

藤原君が演じる清丸はぴったりで、読んでいても大沢さんと一緒に頭の中で動いていました。

松嶋さんが演じる白石は原作では血気盛んな男性で、この役をどう展開させるのか。

とにかくお金とコネクションがあれば、日本の秩序などどうにでもなるように描かれていますが、否定も出来ない今日この頃です。
10億円の為に人を殺そうと思う人間がこんなにも多いのかな~と思いながらも如何にもありそう。

ただ、主人公が自分たちの居所情報が流されている事が分かってからも、その理由について余りにも安直に考えていて呆れました。
謎の人物は謎のまま。

作者が漫画家さんからの転身で、まだ作家としてのプロではなく、本として読むより脚本として読んだ方が面白い作品かも。

なので、やっぱり映画を見に行きたいな。
心配なのは、かなり残虐な場面があるので耐えられるかどうかと、原作では救いがないので、見た後の気分が落ち込みそうな所。

映画が公開されてからのレビューが気になります。

試写会場を見て興味を持ち、公式HPを見て気になり、結局本を買ってしまい、まんまとメディアに乗せられちゃいましたが、それなりに楽しい時間でした

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