「つながり」の旅 in Paris ~ 人と人、自然、地域との「つながり」 ~

人・自然・地域との「つながり」をテーマにした旅や暮らし(エコツーリズム、スローライフ等)について日々の想いを綴ります。

秋祭り三昧の終末

2012年10月13日 | 福井でのすろーらいふ

この週末は、いろいろなお祭りが各地でありました。

まずは、福井駅前で行われた環境フェスタ。東京などでは、多くの企業・マスコミ・NPOのブースが並びますが、こちらでは、福井駅の東口と西口にパッと見渡せるくらいのブースが並んでいて、サイズが手ごろなんで、一通りどのブースもチラッと覗いていこうかな、という気になります。

おもしろかったのは、福井県内各地のボトル詰めされて販売している名水を8種類並べ、試飲できるブースがありました。硬水、軟水などで微妙に味が違う気がしました。

また、某大手ビールメーカーで、ビール1本買うと東北の復興支援に1円寄付、という取り組みがありますが、それにならって、福井のトップブランド「恐竜」のシールが貼ってあるバナナを買うと、県内のCO2が削減される活動に1円分寄付される、という「恐竜バナナ」というのもありました。福井はバナナの産地ではないけど、恐竜の産地ですからね。きっと、恐竜もバナナが好きだったんだろうという推測ですが。。。

 午後は、 広大な芝生とでっかいプールが県外のお客さんにも有名な芝政ワールドへ、坂井市産業フェアに行きました。もちろん、地域のモノづくり企業による展示などが中心なのですが、一番賑わっていたのは、全国各地のB級グルメと、地元坂井市の越前おろしそばを出す「あたなたのそばで絡み隊」によるおろしそばのブースが並ぶ、食品コーナーでした。

 ちなみに、「近くの松島水族館からペンギンが来て行進!と」書いてあったので見に行ったら、二匹だけがヨタヨタ歩いてました・・・(笑)

 芝生の上で、青い海を見ながら食べるのは気持ちよかったです。まさに、秋の行楽日和を実感しました。


能登の旅 6

2012年10月13日 | 福井近県の旅

軍艦島・えんむすびーちの続きからです。

えんむすびーちから、もうしばらく南下すると、宿泊予定の宇出津の港町に到着。波の穏やかな入り江で、海のすぐ近く、海抜50cmほどのところに、家が立ち並んでいます。津波が来たら・・・と一瞬考えてしまいます。海に向かって鳥居が立っているのは、豊漁をもたらしてくれる海を崇めると同時に、海の平穏・漁の無事も願っているのでしょうか。

 

宇出津の街はそんな懸念とは裏腹に、静かな港街で、この地域によくある黒光りする能登瓦を載せた昔ながらの家や商店が立ち並び、散歩していても心が落ち着きました。お寺も立派な能登瓦、マンホールもシブく鶴のマークです。

 

網元が営む民宿「かね八」は港の目の前で、夕食は、食べきれないほどの魚料理が並び、どれもおいしく頂きました。

翌朝は散歩に出ました。朝日を浴びた海のきらめきがマブシイ。。。

 

富山湾越しに立山連峰・北アルプスもうっすら見えました。宇出津港の案内板によると、ハッキリ見えるのは年間20日ほど、ぼんやり見えるのも年20日ほどだそうです。

 

民宿から歩いて5分の魚市場では、7時過ぎに行きましたが、かます、カレイなどが次々と水揚げされていました。中でも、アオリイカは、実が透き通ったまま並べられていました。市場の周りにはサギやカモメ、カラスなどがたくさんいて、捌いた魚の切れ端をもらったり、中にはトレイの中からかっさらっていく輩もいました。さすがサギというだけあって…。

  

その後、2時間ほどして近くのスーパーに行ったら、先ほど市場で並んでいたカマスやアオリイカがパックに入って、「宇出津港産」「朝穫れ」というシールを貼られて並んでいました。さっき並んでたやつだーとうれしくなって、買って帰りました。夜家で早速食べましたが、鮮度が違うからか、とても美味しかったです!

 


能登の旅 5

2012年10月12日 | 福井近県の旅

(輪島から東にドライブして、塩田を見学したところからの続き)

左手に日本海を眺める気持ちいい外浦のドライブで、半島の先端、禄剛崎まで行きたかったのですが、能登半島は結構距離があるので、宿に着くのが遅くなると判断し、国道249号線で飯田方面へ抜けて内浦へ出て、富山湾を左手に南下しました。

しばらくすると、海沿いに軍艦島が見えてきます。

ちょこんとしたかわいらしい島ですが、波の穏やかな入り江に立ち、その入江も芝生が整備された公園になっていて、結構車が止まっています。入江には、「えんむすびーち」というかわいい名前が付いていて、「縁結びの鐘」が設置されていました。

もっとも、多くの人は、鐘をバックに写真は撮るのですが、あまり鐘を鳴らす人はいません。東京近くの伊豆の恋人岬などだったら、カップルが次々とカンカン鳴らしていると思うのですが・・・。


能登の旅 4

2012年10月11日 | 福井近県の旅

能登半島の旅の続き、輪島の朝市を訪れたところからです。

輪島の朝市のあと、海辺に岩が張り出していて、魚の観察や磯遊びに最適の場所になっている鴨ヶ浦へ。潮だまりの水面に映った秋空がきれいでした。

少し東へ走ると、白米千枚田を望む道の駅に到着。稲の収穫後とはいえ、畔がだんだんと連なる様子は見応えがあります。

岩に窓のように穴があいている「窓岩」を過ぎると、いよいよ今日のランチ。

窓岩近くの「今心」を新訪ねてみました。

 

こちらの能登丼は、アナゴが「カリフワ」に揚がっていててんぷらが美味しい。海鮮丼も具がたっぷり。

奥能登のほうに行くと、揚浜式塩田法により塩を取っていました。

 


能登の旅 ③

2012年10月10日 | 福井近県の旅

目の前が海、という豪快な場所で、囲炉裏が懐かしい「漁火」に宿泊。辺鄙なところですが、釣り目当てか、常連さんが多いようです。

  

その後、15分ほど走り、輪島の朝市へ。越前大野の朝市より、にぎわっている感じ。魚貝類の干物や輪島塗の箸・お椀などを売る店が多いように思いました。

  

少し離れた所には、しばらく前に廃線となった、のと鉄道・輪島駅の旧駅舎が、道の駅になっています。

輪島市内散策のあとは、朝市からもほど近い無料の足湯へ。ここも源泉かけ流しでのんびりくつろげます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


能登の旅 2 海岸線百景

2012年10月09日 | 福井近県の旅

能登半島は、さまざまな海岸線の表情を見せてくれました。

まずは、日本で唯一、砂浜を車が堂々と道路として走れる、千里浜ドライウェイ。

砂浜が広いので、車線など関係なく、思い思いに走り回っている車もあります。

打ち際まで車で乗り付けて、釣り糸を垂らしている人もいました。

 

その後は、荒々しい断崖が形作った洞門というリアス式海岸や

機織り機械をイメージして名付けられた機具岩

などがありました。


能登の旅 1

2012年10月08日 | 福井近県の旅

10月の3連休に能登半島に行って来ました。
行くにあたって、いつもならインターネットとガイドブックで旅行先のリサーチをするのですが、
今回は事前にのと観光協会からパンフを取り寄せてみました。

そうしたらこのガイドブックが秀逸!
観光に携わる立場から考えても、参考になる部分がありました。

まず、ガイドブックとしての本冊、地図としての別冊、お店ガイドの3冊が一組になっています。
ガイドブックの役割を果たす本冊は、写真が多くて見やすいほか、観光名所をグルーピングした
モデルルートが載っており、距離と時間も明記してあるので、役に立ちました。

別冊の地図も、ガイドブックで紹介された観光地や、お店ガイドで取り上げられた飲食店や民宿等が
見やすく載っています。

また、お店ガイドには、お店の感想を書いてくれた人に抽選で能登の特産品が当たる、という特典付き。
これによって、ネット環境を持たないお店でも、口コミが集められるのが良いと思います。

今の時代、オンライントラベルエージェントを見ても、口コミが大事ですからね。


北潟湖畔ドライブ

2012年10月05日 | 福井のミミより情報

あわら温泉から北上すると、北潟湖のほとりに、吉崎御坊・別院があります。

これは、浄土真宗を加賀・越前に広めた蓮如上人が15世紀後半に布教活動の拠点としたお寺で、蓮如上人の記念館なども近くにあります。蓮如上人の教えは、手紙形式の「御文」という形で広まり、今でも、お葬式の時などにお坊さんが講和をする形で、生活の中に生きているそうです。おずれた時は、ちょうどイチョウが実を成らせていました。

吉崎は石川県との県境の町。吉崎御坊から車で2分もたたないうちに石川県に入り、海に出ると塩屋海岸です。東尋坊近くの雄島から、尼御前岬までが望めました。

近くの八幡神社も人気はないのですが立派な参道があります。お祭りや縁日は賑わうのかな。

北潟湖の西岸をドライブして福井方面に戻ると、風力発電が立ち並ぶ丘があります。風和里(ふわり)という直売所も土日にオープンする高台では、北潟湖が一望できるほか

風車も間近に望むことができ、風を切る音がうるさく感じるほどです。

自然の恵みを体感することができるスポットと言えそうです。

 


金津トリムパーク

2012年10月04日 | 福井のミミより情報

平日に久しぶりにお休みをいただき、あわら市にあるトリムパーク金津に行きました。広大な敷地に、テニス、野球、ゲートボール、トレーニングジムを備えた体育館などがあるスポーツ公園で、芝生広場には、大きな滑り台やトランポリンなどの遊具があります。ちょうど天気も秋晴れで、緑を渡る風が気持ちよい昼間でした。

午後の離乳食が終わってそろそろ眠くなるという時間に訪れた10か月の息子を連れて、妻が滑り台に挑戦しました。ローラー滑り台だったので、体への震動が結構あったらしく、すぐに息子は泣き出してしまいました。。。

芝生も気持ち良かったので、少しその上を歩かせようとしたら、芝生の先がチクチクするのか、ちょっと足に触っただけでイヤイヤをしてしまいます。恐竜のレプリカもあるのですが。。。


しばらく息子を抱っこして落ち着かせたあと、今度はゆらゆらする木製の遊具に乗せてみました。最近つかまり立ちがしたくてたまらない息子にはちょうど良かったようで、ずり落ちないように支えてはいましたが、嬉しそうに乗っていました。

早くこの子とアウトドアで一緒にあそべるようになるのが楽しみです。